タウマゼイン（希:θαυμάζειν、thaumazein）

「驚き」、「驚異」、「驚愕」といった意味を持つギリシャ語。古代ギリシアで「知的探求の始まりにある驚異」を表す言葉として使用され、その後の哲学者、近・現代の哲学者も使うことになった用語(Wikiより)．「チ。－地球の運動について－」，24話のタイトルであり，「この世の美しさにしびれる肉体のこと，そしてその美しさに近づきたいと願う精神のこと．つまり「ん？」と感じること」と説明される．ちなみに同話の「知の探究が人や社会の役に立たなければならないなんて発想はクソだ。知りたいからやるそれだけだよ」「何があろうと君の好奇心を否定しない」というセリフは，昨今の研究者が言いたくても言えないことをはっきりと言ってくれた．ただ，(ネタバレなのでホワイトアウトしています⇒) このセリフを言ったキャラクターはこの後好奇心がゆえに人を殺してしまうのですが…

タイパ

タイムパフォーマンスの略．国語辞典などを手がける出版社・三省堂が、「今年の新語　２０２２」 にて辞書に載ってもおかしくない言葉1位に挙げている．個人的にはコストパフォーマンス(コスパ)が包括しているのでは？と思わないこともないのだが，近年の効率主義を反映した言葉のように思う．どうやら「パ」ワードとして，いろいろな言葉が作られているらしい．2025年現在，コスパ・タイパにつかれた人々が増えているように思う．「無駄の価値を考える」ことの意義はココにあると思う．

予測誤差消費