太陽に最も近い水星は、太陽放射や太陽風イオンなどの影響を受けて常に揮発性物質を失い続けています。それにもかかわらず、水星は揮発性物質を比較的多く含むことが知られています。
それはなぜなのか?
MESSENGER探査機やBepiColombo探査機のデータ解析や数値計算を用いて、表面から宇宙空間へ散逸する途中にある揮発性物質、すなわち外気圏の振る舞いを調べています。これにより、水星の揮発性物質量の短期的・長期的な変動の解明を目指しています。
Suzuki, 2023, 博士論文を基に作成
彗星は始原的な特徴をとどめており、初期太陽系の物質分布・温度分布を探るヒントになります。また、彗星は岩石惑星への水・有機物など揮発性物質供給源の候補天体にも挙げられています。しかし、彗星は非常に個性が強く、「彗星一般」の理解は非常に困難です。
彗星の化学組成や同位体組成を知るために、彗星大気(コマ)中で生じる物理過程を明らかにするとともに、コマ中の水素原子の発する紫外線(Ly-α線)を観測するためのカメラの設計・開発を行っています。
ChatGPT作
Last updated: 2026/01/01