死に直面する人と、私たちは何を語り合えるのか?
ニューヨーク訪問看護サービス・ホスピス緩和ケアにて、カウンセラーとして長年にわたり終末期の患者さんのスピリチュアルケアに携わってきた、全米認定チャプレンの岡田圭さん。
昨年秋には著書 『いのちに驚く対話 – 死に直面する人と、私たちは何を語り合えるのか』 (医学書院)を刊行されました。
ニューヨークから帰国され、現在は金沢にお住まいの岡田さんを仙台にお招きし、緩和ケアの現場での「対話」や「支援のあり方」について、お話を伺います。
医療や介護の専門職の方はもちろん、身近な人の看取りや支援に向き合っている方、福祉・医療に関心のある学生や市民の皆さんなど、どなたでもご参加いただけます。
・講演名:『痛み苦しみを通して 共に支え合う癒しの道』
・講演者:岡田 圭 氏
・日時:2025年12月6日(土) 14:00-16:00 (開場13:30〜)
参加者の皆さんからの質問にお答えいただく質疑応答の時間もあります。
・会場:せんだいメディアテーク スタジオシアター(仙台市青葉区春日町2-1)
・参加費:一般 ¥2,000 学生 ¥1,000(事前予約制)
・申込み方法:フォームからお願いします
※ご参加の際は事前に『いのちに驚く対話 – 死に直面する人と、私たちは何を語り合えるのか』(医学書院)を一読されることをおすすめいたします。
・主催:よりそいのハープ
共催:一般財団法人 やまとコミュニティホスピタル 光ケ丘スペルマン病院
・協賛:医療法人ならの杜 たんぽぽクリニック
・問い合わせ:問い合わせフォーム
ニューヨーク生まれ、石川県金沢市育ち。上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業後、1982年にロータリー財団奨学生として渡米。美術専攻でワシントンD.C.のコーコラン美術大学 Corcoran School of Artを経てニューヨーク市の美大 School of Visual Arts を卒業後、舞台創作活動に従事。聖書の原語を学ぶべく入ったユニオン神学校(神学修士)Union Theological Seminary の現場教育の授業で臨床チャプレンの仕事を知り、臨床訓練 CPE (Clinical Pastoral Education) で衝撃を受け、神学校卒業後 CPE レジデンシー終了。専門チャプレン協会 Association of Professional Chaplains の全米認定資格を所得。
コーネル大学医療センター小児科「エイズの子供たちのためのプログラム」クリニック、HIVキャリアのホームレス療養施設 Housing Works, Inc. での勤務を経て、2006年より ニューヨーク訪問看護サービス Visiting Nurse Service of New York ホスピス緩和ケア勤務。
2021年末、終末期スピリチュアルケア・プログラム・マネージャーとしての職務から退職し、2024年秋、著書「いのちに驚く対話 – 死に直面する人と、私たちは何を語り合えるのか」(医学書院)を刊行。
現在、国際スピリチュアルケア協会会員、臨床スピリチュアルケア協会 (PASCH) 顧問。
欧米や日本で長年講演活動を続け、人の審美観や自然観、創造性や霊性の理解を深めるスピリチュアルケアを医療の現場にどう活かすかを探求している。