台鉄の列車② 莒光号

台鐵的火車② 莒光號

台鉄としては安くて快適な列車である、莒光号について紹介します。

電気機関車牽引の莒光号(高雄)

1.莒光号

JRグループでは定期列車としては運行されなくなった急行に相当する列車で、主に各地域の中規模以上の駅に停車しますが、本数が少ない区間等では小さな駅・利用者が少ない駅にも停車します。基本的に全ての幹線を走り、長距離での運行が多いです。

日本ではほとんど味わえなくなった、客車での長距離列車の旅を楽しめます。

莒光号の客車(高雄)

莒光号の車内

手動ドア

2.車両と車内

列車は電気機関車またはディーゼル機関車と客車で構成され、客車はオレンジを基調とした塗装です。車両の更新により減ってきていますが、ドアが手動の車両が存在し、乗車時には押し、下車時にはレバーをひねってドアを開けます。ドアが手動だと、停車寸前の時に飛び降りる人がいますが慣れてない?日本人は無理をしないようにしましょう。

車内はリクライニングシートが設置され、足置きもありますが、背面テーブルはありません。車内にはトイレが設置されています。また、車内販売も行われ飲み物や台鉄名物の駅弁を入手することができます。

3.切符の買い方

莒光号は切符購入時に座席が指定される「対号列車」に分類されます。満席時には「無座」という切符が売られます。無座の切符を所有している場合でも、空席に座って構いません。切符はタッチパネル式の対号列車専用の券売機か窓口で購入します。青いボタン式の券売機でも購入できなくはないですが、近距離区間のみであり、無座の切符しか購入できません。