塾生、ご家庭から頂いた意見、要望より、掲載を許諾いただいたもの順次掲載いてまいります。
目次
「真っ白な紙の上に色を重ね自由な表現を作り出す。」
これは、Kさんが中学受験に向けた作文演習で「将来の夢」をテーマにした際、書かれた作文の中の一文です。Kさんは小学校5年生の3学期から通塾されました。ロボットエンジニアかイラストレーターになると強く未来に夢を持っていました。
見事に志望中学校に進学され中学生になっても通塾されました。数学の2次方程式の単元では解の公式を覚え、解くといった演習の際、解の公式よりも平方完成を用いた方が、早く正確に解けるとスラスラ正答を導いていたことを思い出します。もちろん解の公式を覚えなかったわけではなく、持てる知識の中から、課題解決までの速さと正確さを見極め、臨機応変にツールを選択、組み合わせることの重要性を理解していました。
中学3年生の入試直前には外部模試で公立高校の長野高校についても合格の判定も出ていましたが、ご家庭でお父さん、お母さんとたくさん話あって、小さなころからの夢、高専への進学を選ばれました。後に入試の成績開示でトップ合格だったと教えてくれました。
以前高専は受験時に情報、建築、機械・・・など専攻コースを決めて受験、入学する流れでしたが、現在1、2年は普通高校同様に一般教養を学び、3年次に専攻を決めるようになりました。なかなかロボットや工業デザインの専門的学習に入れないかもしれませんが、じっくり基礎を固めながら、ゆっくり未来の自分を想像し、理想の道に進んでいって欲しいと願っています。
数年後には、日本のものづくりのトップに立って、日本のものづくりを牽引する姿を容易に想像することができます。楽しみにしています。
合格おめでとうございました。
Rさんは志望校を専願されました。合格校の特別選抜クラスは、クラスの人数が他の高校に比べ非常に少なく限られており、少数精鋭の集まる学習環境です。見事狭き門に合格されました。まさに今後の学習における「環境の整備」のひとつなのだろうと思います。
そして 「心の操作」。この一言にはとても感慨深いものがあります。目の前に難題が立ちはだかるとき、「分からない。」「いくらやっても無理。」「面倒くさい。」「どうせできない。」そうネガティブな考えて尻込みしてしまうのは当然です。難題を越えていく他人を見てしまえばなおさらです。しかし「できるできる、絶対にできる。」と、自分をもうひとりの自分で鼓舞することができるかできないかでは、その後の経過が大きく変わります。課題への取り組み方が大きく変化し、課題解決の方法を自分で模索できるようになっていきます。社会人になるまで小中高大と長い学習期間の中でいかに早く学ばなければならないことではないでしょうか。Rさんは高校受験を通じて、これを強く身につけられたのだと感じています。
これから長い人生においては必ず挫折することがあります。でも左に振れた振り子は今度は右に必ず同じ高さまで振れます。そして大きく振れたからといって、小さく振れた振り子よりも遅くなることはありません。他と同じ速さで振れ、そして他よりも大きなエネルギーを保存します。
どんなときでも自分自身の最大の理解者である自分とともに「心」を揺らしながら、大きく大きく羽ばたいてくださいね。
志望校合格おめでとうございました。
中学受験が終わった小学校6年生の1月、常設クラスに通塾を始められたYさん。当塾の小学生英語クラスはアルファベットからはじめ、およそ1年間かけて卒業時には、中学校1年生の2学期程度までの学習を進めます。既に小学校の英語クラスは進んでいましたが、途中から入塾されたYさんに「センスがあるなぁ。」と感じた事を今も思い出します。この「センス」というのは何も発音だとか文法だとか、知っている単語の量だとかではありません。毎回毎回のテストに向け、習った英語の練習をしっかり実施してくる、間違った課題は再び練習する。といった単純作業で面倒くさい、当塾の学習方法にすぐに馴染んで実践していることに対してでした。
Yさんは中学に入学し運動部に所属されています。毎日遅くまでの練習や、週末の大会で、物理的な時間制約も加わり、体力的な疲労も相当なものかと思います。また中学校では英語授業が本格的に始まり、覚えなければならない単語量は増え、文法も矢継ぎ早に進みますので、小学生英語クラスで先取りした中学1年生の2学期までのアドバンテージはすぐに無くなってしまいます。しかしながらYさんは1年生の終わりには4級を高得点で合格しました。今回3級に挑戦とのことで、まだ中学校では習っていない動詞の現在分詞、過去分詞、比較級、現在完了形、関係代名詞、間接疑問分、仮定法、関係副詞、そしてスピーキング・・・、と膨大な学習を、期間、時間の限られた中で学習されました。
目標を定め計画し、それに向かい、どれだけ忙しくても、疲れていても、毎日コツコツと学習時間を自ら作り、妥協の誘惑をする、もうひとりの自分自身と戦い努力した姿が目に浮かびます。体験記にもある通り「すきま時間」を活用しなければ成し遂げられない成果です。受験後合格発表前に通塾された際、「面接で、"Please speak more slowly."を使ってはいけないと書かれていた!」とのことで焦りましたが、概ね聞き取れ、答えられたとのことで安心しました。そして見事1次2次試験に一発合格されました。
既に次の級に挑戦するとの意気込みを聞いて、私もユウキをもらっています。
合格おめでとうございました。
塾をお探しとのことでお越しいただきました。お住まいが信濃町と聞いて、これまで信濃町からの通塾の実績がなかったことから、安定的に通塾ができるか心配しました。お母様がお送りされ、お父様が勤務からの帰宅時にお迎えされるとのことで、遠路はるばるの通塾を決定いただきました。受験間際には大雪もありましたし、毎回21:30までの授業でしたから、勤務後に時間を調整されてのお迎え、お父様も、お母様も本当にご苦労されたと思います。
Iさん、そんなご両親に支えられながら、感謝を忘れず、毎回集中して頑張っていました。分からない問題を後回しにすることなく、即時質問に来られました。そんな中で、Iさんの体験記にあるとおり、模試の結果が思わしくなかったことがありましたが、受験までの2ヶ月間は目に見えて学力が上がっていくことがわかりました。この伸びのまま試験本番に本領発揮できれば、必ずや吉報がとどくことを感じていました。
Iさんのご家庭にワンちゃんいるとのことで、我が家の犬にもやさしくしていただき、Iさんが通塾する曜日、時間帯にはIさんの席の下に横たわるようになりました。人見知りの犬ですが、Iさんにはすごくなついて応援しているように見えました。温かいご家族みなさんで勝ち取った合格に、すこしばかりですが、参加させていただくことができ、合格の知らせを聞きとても嬉しく思っています。
志望校への合格おめでとうございました。
小学生から指導させていただいたHさんの印象は、「とにかく人の話をよく聞いている。」でした。板書のノート写しに必死になっている最中や、他の生徒が発言している最中、分かり切っている問題の解説中など、「自分には直接関係ない」と判断したときに、兎角まわりを気にしないものですが、Hさんはどんな状況下でも、私の言葉や板書、他の生徒の発言に、目を耳を傾けていました。おそらく学校の授業中、部活動中、友達と遊ぶ際、いつでもでもそうなんだろうと容易に想像できました。
習得に一番必要な力は「ものまね力」だというのは私の持論ですが、これを塾生に諭すのはなかなか難しくて今も試行錯誤しています。Hさんは入塾当時から実践していたと振り返ります。きっとお父さん、お母さん、兄弟が常に家族に目を耳を傾ける家族で、家庭の中で当たり前のように培われてきたものだろうと感じました。
英検受験後も私には何食わぬ顔で「簡単だった。」と言ってのけ自信がみなぎっていました。試験内容は高校中級程度ですし、これまでも準2級取得の指導をする中でも、統計からも中学生のうちに準2級を取得する率は4割弱ですので、普通に中学校の英語の授業で学んでいれば合格できるといった難易度ではなく地道な努力の成果だと思います。
中学3年生になるころには、お母様との諸連絡をする中で、「最近うちの子、反抗期で、あまり学校や塾での学習状況を話さなくなって・・・。」と嘆かれていましたが、多感な時期の男の子ですし、この年頃は、とくに母親とカフェでの雑談のようにはならなかったのかもしれませんね。お父さんとはプロ野球独立リーグの応援にはまっているのだとか。
至らなかった指導が反省として蘇ってきますが、これからも持ち前の地道な努力で、高みを目指し続けて欲しいと、陰ながら応援しております。また遊びに来てくださいね。4年間本当にお世話になりました。
進級おめでとうございました。
中学受験を控え通塾をはじめられたYさん。早いもので、あれからもう3年になるのですね・・・。小学6年生の作文面接クラスで演習した中学校への受験志望理由には、すでに「長野高校に進学する」と、先の夢まで語られていましたね。「夢」は叶えるものなんだと改めて知らされました。
中学に入って間もないころ、塾の数学の授業中に、はさみを使って何かを切りはじめたので、興味深くのぞいてみると、数学の授業で演習した教材プリントの図の部分を切り取って、ノートに貼っていました。聞けば解き直しをするんだと言っていました。この手間のかかることを3年間ずっと続け、丁寧にノートを作っていたことがとても印象に残っています。
3年生になったとき、ただでさえ受験で緊張する年であるにも関わらず、新型コロナウィルス感染症が拡大をはじめ、当塾も休塾を余儀なくされました。中学校がリモート授業になったり、入試の範囲が変更になったりと、例年の受験対策でいいのか悩まされました。休塾の間もしっかり学習を進められているのか、とても心配でしたがしっかり自習を進めていました。再開後も受験日までは不自由な生活が強いられ、ストレスも十分発散できなかったんだろうと例年にない緊張の中での1年間でした。
Yさんの事なので、きっともうその先の「夢」を描いているに違いありませんね。 卒塾されもう傍らで「夢」に向かう姿を見られなくなり、ちょっぴり寂しいですが、 ぜひ教室へ遊びにきてくださいね。 その先の「夢」を語りに。
志望校への合格おめでとうございました。
Rさんのお母様から初めてご連絡いただいたのは、私が受験を控えた中学3年生の授業をしている最中のお電話でした。中学3年生の授業は1秒を争うピリピリする授業中なので、申し訳なく思いながらも、折返しお電話する旨をお伝えしましたが、「すぐに塾を変えたい。今の塾は・・・」と堰を切ったように、お母様は電話口ですごく慌てていらしました。
後日改めてお越しいただき、お話を聞きました。「今通っている塾では5年生の復習ばかりしていて、それに合格するまでは先に進んでもらえない。成績も上がらない。」とのことでした。志望校を伺うと「中高一貫校を志望している」とのことでした。長野市の中学受験校は公立私立ともに、ほぼ12月に試験が行われます。そして、それら中学は6年生の夏休み前までに小学校で学習した単元を入学試験の出題範囲としてうたわれています。なので入学試験の出題単元は5年生単元がの割合が多くを占めることになります。当塾でも5年生単元が十分に理解できていない状況で、6年生1学期の単元を徹底復習することに意味はないことを伝えました。また、受験志望校についても提案させていただきました。
志望校への合格おめでとうございました。
Kさんは信州大学附属長野中学校への入学を目標に当初は国語、算数常設クラスへ通塾されました。直後に新型コロナウィルス感染の拡散が始まり、緊急事態宣言の間、当塾も休業をしましたので、受験を控えながらも先の見えないとても不安な年のスタートとなりました。
Kさんの学習状況はご家庭でしっかりと把握されており、入塾時にお父様から、算数や工作、絵を描くことが得意で、社会科目が苦手であると伺いました。社会科目は暗記科目と言われ、特に歴史分野では、今では存在しない人物や地名、事の起きた背景や結果、その年代を頭に入れるのは本当に苦労です。当塾でも歴史漫画を置いたり、誰もが知る「鳴くようぐいす平安京、いい国作ろう鎌倉幕府・・・」を復唱したり、少しでも楽しく学べるように心がけていますが、それほど簡単ではありません。
平安時代に活躍した武将に坂上田村麻呂がいます。大和朝廷が異民族とみなしていた東北地方の蝦夷を平定した人物ですが、塾では北を上にして日本の略地図を書いて見せます。ちょうど本州が右上がりの「坂」で、その「上」方向にある東北蝦夷地の「田」んぼや「村」を制圧したんだと言って、ホワイトボードにイラストを書いて説明します。Kさんが、いつになくキラキラとした眼差しでノートに写していました。
これ以降、Kさんの社会科のプリントやノートには、自ら考えたイラストが登場するようになりました。板書を一語一句写すこと、漢字を覚えるまでひたすら書く、これからの学習でも必ず行わなければならない時間のかかる「めんどう」な作業であることは間違いありませんが、覚える方法を自ら工夫、創造できた経験が今後の学習に役立つでしょう。
志望校への合格おめでとうございました。
Rさんは、信州大学附属長野中学を志望に当初国語、算数の常設クラスへ入塾されました。算数の授業では少々難解な問題に取り組みます。中でも図形問題の長さや角度を求めたり、相似な図形を見つける問題では計算力よりもパズル的な要素がとても重要になりますが、Rさんは図形をあらゆる角度から眺めひらめく力がありました。
信州大学附属中の入試では4教科に加えて作文がありますが、作文クラスでは制限時間内に指示された文字数を埋める事ができずに、険しい表情で苦戦しておりました。しかし、 Rさんの作文力についてあまり心配していませんでした。コロナウィルスをテーマにした作文で、ウイルスは環境変動による人為的産物ではなからろうかといった一文を見たからでした。文字数こそ足りていませんでしたが、作文のテーマに対して、自身が日頃考えている持論とその根拠を端的に表すことができていたからです。
作文の試験ではどうしても文字数が必要ですから、文章の構成や表現技法を学び、文章を修飾する事を学習しながら、何作も何作も、ひたすら繰り返し作文を行いましたが、途中、型や枠にはめた指導をすることに躊躇するほどデリケートな感性を感じました。
これからも独創的な角度から持論を表現、創造することを忘れずに、またその裏付けを探し、証明するために、あらゆる教科の幅広い知識を身に着けていって欲しいと思います。
志望校への合格おめでとうございました。
Rさんは、サッカークラブに所属しており、セレクションと中学受験との両立に通塾されました。サッカーの練習のない曜日での限られた時間の中での通塾でした。
Rさんは自転車で通塾されています。その自転車は、おじいさんからプレゼントしてもらったRくんの宝物でなのだそうです。家から塾まで十数分かかるとの事でしたが、よっぽどの悪天候などの場合を除き、自らその足で自転車をこぎ 、毎回元気に通塾されるRくんに頼もしさ、力強さを感じました。
作文の授業では、Rさんの作文に家族でバーベキューする楽しげな様子がしばしば描かれました。バーベキューをする時には、Rさんは薪割りを担当するそうです。 最初は上手く割れなかったそうですが、今ではとても上手に割れるそうです。 私も薪割りをするのですが、大人でも結構な労力であるのと、斧を扱うときにはやはり安全に気を使います。家族の中で役割を果たし、期待に応えるために自ら安全や効率を考えることは本当に大切なことだと思います。
面接の授業では、 受験近くになるころには、想定問答はもちろんですが、即席の質問にも物怖じすることなく、 笑顔で視線を外すことなく、堂々とアドリブで応答できていました。
モノを大切にする心、家族への感謝の心、少年時代に学ぶべきことをしっかり学んでいる様子が伺えました。これからも、持ち前の負けん気で、サッカーと学習とに精一杯頑張って欲しいと思います。
志望校への合格おめでとうございました。
中学3年生のYさんが実用数学技能検定にチャレンジするとの事で、受験日の1ヶ月前から週1回(計4時間)の個別指導の対策クラスを受講されました。実用数学技能検定は11級から1級まで15段階のレベルに分けられた算数・数学の検定試験で、対象は幼児から大学・一般までとなります。
Yさんが見事合格した準2級は「日常生活や社会活動に応じた課題を正確に解決するために必要な数学技能(数学的な活用)」とされており、学校で習う単元に当てはめると、中学校の全範囲、高校の数学Ⅰ、数学Aが範囲となりますが、中学3年間の数学をきっちり積み重ねていたこはが強みとなったことでしょう。
1次試験の計算技能検定は15問、2次試験の数理技能検定は10問に分かれています。今回の検定では1次試験の平均点が12.0点、2次試験の平均点が5.6点でしたが、Yさんは1次、2次試験ともに平均点を上回る得点での合格でした。高校へ進学してからのアドバンテージになる事は間違いありません。これから数学を頑張って欲しいと思います。
おめでとうございました。
英検2級は1次試験のwritingとlistening、2次試験のspeaking面接により英語能力を網羅的に求められます。単語の範囲は高校卒業程度なので、中学3年生のYさんは常設の英語クラスとは別に1ヶ月間4回の個別クラスで対策授業に通われました。
受験後に通塾された時に「二次試験の面接官がイライラしているようで怖かった。少し悩んだのちに喋りだすと、途中で会話を切られた。前に試験を受けたときの面接官は……。」と不満と不安が爆発していました。確かにはじめて出会った人と二人きりで会話をするのは日本語でも緊張しますし、英語ならばなおさらです。リラックスした雰囲気の中であれば普段の実力が発揮できるでしょうし、もし試験官を選べるならニコニコ笑顔でやさしそうな試験官を選ぶでしょう。
結果は、見事に合格されました。writingは満点で、不安だと言っていたspeakingも高得点でした。当然ですが、面接官も英語力をしっかりと見てくれていたのでしょう。
英語検定試験にかかわらず今後の長い人生においては、友人、面接官、同僚、上司、商談相手…、と相手を選べないコミュニケーションで自らの緊張をコントロールし、リラックスした雰囲気を自ら作り出さなければならない場面に多く出会うでしょうから、今回とても良い経験をしたのではないかと思います。
今年は受験勉強が忙しくなるので、高校に進学したら、準1級、1級を目指してほしいです。おめでとうございました。
受験を通じて大きく成長されましたね。「努力は必ず報われる」というコメントがそれを物語っています。
Hさんは、はじめ英語クラスに入塾されました。入塾当時は中学受験にはあまり関心がなかったように記憶しています。これは想像ですが、家庭でたくさん話し合いをして、自ら受験を決意したのだと思います。
受験対策のクラスを受講しはじめてから、受験まで短い期間でしたが、目標を持ったHくんは、授業に集中し、自分の知りたい事だけでなく、他の生徒からの質問や解説にも耳を傾け、板書もノートに吹き出しを付けたり工夫しながら、丁寧に写し取っていました。
作文・面接では、読み手、聞き手に伝えるための文章、表現を構成しなければなりませんが、なかなか難しい作業です。授業で「志望の理由」「小学校の思い出」「将来の夢」・・・あらゆるテーマについて演習を進めるにつれて、Hさんの表現に一貫して強く感じとれるものがありました。それは他人への「感謝」です。作文や面接は算数の計算問題のように、「これ=こう」という完全解答などありませんし、一朝一夕に能力がつくものではありません。日頃、何事にも真剣に向かい、心を動かしていなければ、なかなかアウトプットできません。
体験記を拝見してみて、日頃の授業でHさんからにじみ出ていた他への「感謝」は、普段から家族との生活の中で育まれ、養われたものなのだと納得できました。そして今回の成果は、Hさんの相当な努力はもちろんのこと、Hさんを支えるご家族の環境づくりから来たのだと感じました。
これからも、家族、友人……他者への感謝に気持ちを大切にしながら、自ら決めた目標にかって努力を続けていって欲しいと思います。
志望校への合格おめでとうございました。
志望中学の合格おめでとうございました。
中学受験を目標に、クラブ活動と両立しながら通塾されたAさん。
塾の限られた授業時間の中で、難問題に意識を集中して取り組む姿勢、解けない問題があったときに悔しさをあらわに、普段の柔和な表情とは全く別の表情を見せるAさん。とても印象的でした。
悔しさをモチベーションに変える力、学習をする上で無くてはならないとても重要な力だと思いますが、負の状況を真逆である正の状況へ変えられる自身のこころの制御、大人でも難しく、1日2日で宿るものではありません。まして、精神的にはまだ幼いといっていい小学生がその年で受験に臨む事のプレッシャーは相当たるものかと思っています。しかし、Aさんは自身が日々かかさない努力と、ご家庭からの強いサポートを受けながら、着実に学力を伸ばし結果を結ぶことができました。
長い人生であらゆる困難がふりかかるでしょうが、あきらめずに自ら猛烈に努力をして課題解決に臨み、結果を出す姿勢、これからも宝物として大切にしていって欲しいと思います。
改めまして、合格おめでとうございます。
春から始まる中学校生活、精一杯謳歌してください。応援しております。
中学2年生のYさん。リーディング、ライティング、リスニングが評価される英検準2級の1次試験の受験に向けて、個別指導クラスに通塾されました。
準2級の難易度は高校中級程度、語彙力で言うと2,600〜3,600語程度の習得で、中学校で学ぶ単語数は中学1年生で500語、2年生で400語、3年生で300語程度と言われていますのでで、入塾時にはその難易度はYさんの想像を越えているものでした。
リーディング対策では毎回英文を変えて、間のとり方、単語のアクセントを特訓しました。ライテイングでは英語の力はもとより、イラストから情景や場面の描写ができるよう、普段の生活においても、常に英語で表現する癖をつけるよう、リスニングは日頃からネイティブが発声する動画を観るように勧め、テスト前には合格レベルの表現、聞き取りがほぼできるようになっていました。
1次試験の合格発表日にはとても不安だったとの事ですが、テンションに載せて吉報を届けてくれました。その後はすぐに2次面接のスピーキングに向け、対話形式による実践練習を繰り返しました。attitude(試験に対する姿勢や態度)までもが採点対象であるため、ジェスチャーなどを交え、明るく楽しく会話する特訓をしました。
そして・・・見事、高得点で合格されました。決して通塾している短い時間だけで勝ち取った合格ではないことは言うまでもありません。
「合格するために勉強しなければならない」のではなく「好きだから勉強して合格したい」似て非なるものです。若人の興味への執着、習得の早さ、羨ましい限りです。
「次の2級は?」の問に「しばらくは勘弁」とのYさんですが、「好きこそものの上手なれ。」これからも何事にも興味を持って、高みを目指して欲しいと思います。
本当におめでとうございました。
心あたたまるごていねいなお手紙をありがとうございました。
Aさんはここ数ヶ月の間、塾で学習に挑むときの集中力が日に日に増していると強く感じます。
聞くと、Aさんはサッカーチームに所属し、チームではキャプテンを務めているとの事でした。サッカーやキャプテンの役割を通じて責任感やチームワークを学ぶと同時に、勝負に勝つ喜びと負ける悔しさ、勝つための努力の必要性についても学んでいるのだと思います。
文武両道、それぞれが融合して相乗的な原動力となったとき、改めて子どもの力が無限である事にハッとさせられます。 何事にも全力で真剣になれる事、その成長を実感できる事に我が子の事のように嬉しく思います。
当塾がAさんにとって、サッカーグランドと並んでどんな困難も乗り越えられる強い心づくりの練習フィールドとなれるよう、そしてご家庭の期待に応えられるよう、身が引き締まる想いです。
ご家庭と同じ方向に向いて共に尽力させていただければと思います。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。