屋敷林について

屋敷林の成り立ち

 下保谷四丁目特別緑地保全地区は、もともと髙橋家の屋敷林として成立しました。髙橋家は、歴史をさかのぼると江戸の中期から約300年、地域を代表する農家(組頭)のひとつでした。

 武蔵野ののどかな風景から、宅地化・都市化の変容を遂げた時代にあっても、地域に親しまれた屋敷林であり、家主と地域の方々との交流のなかで守り伝えられてきました。

 現在は、この屋敷林を後世に伝えるため、西東京市が「特別緑地保全地区」に指定し、地域の方々と保全・活用に取り組んでいます。

屋敷林の保全と活用

  これまでも屋敷林は、人の手が加えられ活用されることにより保全されてきたことから、保全と活用を一体のものとして取組を実施していく必要があるため、平成30年度に下保谷四丁目特別緑地保全地区保全活用方針を策定し、植生、環境、建築、歴史・文化などの調査と価値の評価、市民参加のイベントの開催、保全活用の仕組みづくりの検討などを経て、「下保谷四丁目特別緑地保全地区保全活用計画」を策定しています。

屋敷林の四季

七夕

屋敷林の入口に七夕飾りを飾りました

紅葉

11月下旬~12月上旬に
屋敷林各所のモミジが紅葉します

3月頃に桜が開花します