プロフィール

実証ミクロ経済学 (産業組織論、政治経済学、法と経済学) 、計量マーケティング

消費者・患者・医師・地方銀行・投票者・政治家・タクシードライバーといった様々な行動主体のミクロデータを利用した実証的な研究を、産業組織論・政治経済学・法と経済学・計量マーケティングといった分野で行っています。

いわゆる構造推定アプローチといわれる手法を用いてゲーム理論的なモデルを推定した上で、未実施の政策・施策・制度の変更を行った場合にどのような結果が得られるかをシミュレートするタイプの研究と、より記述的に経済学的な因果推論を用いて仮説を検証するタイプの研究の両者を行っています。

ミクロデータが利用可能であれば、政府・企業との共同研究についても積極的に取り組みたいと考えておりますので、ご連絡頂けると幸いです。

略歴

愛知県常滑市出身

1998年3月 東京大学 経済学部 卒業

日本の開発援助機関OECF(現JICA)にてインドネシア・マレーシア・東チモール向け円借款担当(電力、天然ガス、国際機関協調融資)

2005年8月 ペンシルベニア大学 Ph.D.(経済学、最優秀博士論文賞)

博士論文ではゲーム理論的交渉モデルをフロリダ州の医療過誤訴訟和解交渉のデータを用いて実証

2005年7月 ノースウェスタン大学 ケロッグ経営大学院 助教授 (経営戦略学部)

MBAコア科目の経営戦略を担当

2014年7月 香港科技大学 HKUSTビジネススクール 准教授

産業組織論と法と経済学を担当、日本からの学部受験生がセンター試験で受験できる仕組み作り

2017年7月 アマゾンジャパン合同会社 シニアエコノミスト(〜2019年2月)、 経済学部門長(2019年2月〜7月)

マーケティング・プロダクト開発・法規制対応等に関する分析

2019年7月 東京大学 大学院経済学研究科 及び 公共政策大学院 教授

実証ミクロ経済学・計量マーケティングの研究教育、CREPEを通じた企業・官庁との共同研究(サブスクやダイナミックプライシングの設計等)

2020年8月からは東京大学エコノミックコンサルティング株式会社取締役を兼任