合成映像の制作過程

Live Action of Splatoon

高校三年生の頃、部員と一緒に撮影して制作した合成映像です。

Youtubeで海外の方が制作したSplatoonの合成映像を見て、驚きと同時にゲームっぽさが足りないように感じ、自らも制作に挑戦しました。手の込んだ作品を徐々に完成させるのが楽しみで、夏休み中は毎日6~8時間編集していました。

制作期間: 2018/11はじめ頃 ~ 4カ月

編集担当箇所: 大体全て (UI, SE, BGMは外部のもの)

1.シナリオを考える

描きたい展開や場面から考え、うまく繋がるようにシナリオを考えます。シナリオを部員と共有するために全編漫画っぽくしました。

2.合成方法を考える

描きたい展開や場面を持っている技術でどのようにしたら実現できるか考えます。プロトタイプを作ったりもしました。

3.小道具・動画素材を集める

撮影に必要な小道具と動画素材を集めます。小道具としてオランジーナを沢山集めましたが、結局二本しか使いませんでした。

4.撮影

スマホカメラで撮影します。常にバッテリーや記録容量と戦っていました。スマホの位置が少しでも狂うとすべてやり直しになります。

5.シーン毎に編集

AVIUtlとnukIM@S-2で編集します。床や壁に塗られるインクは一コマずつ手書きで、垂れるインクはグラデーションと閾値の変動を組み合わせて表現しました。飛沫は角度に応じて5パターン用意しました。

6.不足シーンの撮影・編集

合成が困難であったりシーン同士の間が抜けている場合を想定して、予め不足シーン撮影期間を設けます。

7.シーン同士を繋げる

シーンとシーンをフェード等で繋ぎ、BGMやSE、字幕を付けます。

8.完成

Youtubeでのタイトルは候補の単語の中から Live や Action といった検索結果数の多いものを組み合わせ、英語字幕も用意しました。