現場に学び、協働し、実践を評価する
実際に現地に出向いて社会課題を直接知ることは、社会課題を解決するうえで大切なことだと感じています。そして、何よりも実際に現地で「実践」することを大切にしています。
現地の、「実践」においては、現地のステークホルダーと「協働」で、相互によりよい未来を目指し取り組むことを大切にしています。
スポーツ国際開発学では「実践」の「評価」の蓄積が課題ともされています。単なる「実践」で終えるのではなく「評価」まで行うことを大切にしています。
諸外国の体育から考える日本の体育の特徴とは?
諸外国の体育授業に関わることで、日本の体育の良さや課題がよく見えてきます。カンボジアでは、指導しなくても男女が自然に一緒にスポーツを楽しみ、けがや障がいのある子どもを自主的にサポートし合う姿が見られます。
「他国を見て自国を知る」その面白さと、自身の信念を問い直す重要性を日々感じています。
社会課題に対し体育・スポーツにできることは?
スポーツは、言葉を必要としない優れたコミュニケーションツールです。一緒にスポーツするだけで、言語の壁を超えて「楽しかったね」「負けて悔しかったね」という気分を共有し、熱中してハグし合うこともあります。体育・スポーツには民族間の誤解をとき、社会の経済発展に寄与するなど、社会課題を解決する力があります。より多くの人にそのことを知って欲しいと願っています。
フィールドワークの現場から…
カンボジア、ペルー、ルワンダ、タンザニア、などこれまで世界の様々な国で体育・スポーツに関する研究・実践活動に取り組んできました。それぞれの国・地域の文化や環境に飛び込み、その国・地域に適合した体育・スポーツのあり方を探しています。スポーツは言葉を超えて人をつなぐ。その可能性を、フィールドワークで実感し続けています。
山平 芳美/Yoshimi Yamahira
広島大学大学院教育学研究科修了。博士(教育学)。
大学卒業後、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊(体育隊員)として、カンボジア王国に派遣され、初等教員養成校での活動に2年間従事。
国際武道大学体育学部、広島市立大学国際学部を経て2024年より現職。カンボジアを中心に定期的にフィールドワークを実施しながら、開発途上国の教員養成や体育科(Physical Education Lesson Study)の授業研究に関する研究、スポーツを通じた開発に関する研究に取り組んでいる。
専門分野
スポーツ国際開発学、スポーツと開発、スポーツ教育学、体育科教育学
研究キーワード
開発途上国、体育授業、教師教育、体育授業観、レッスンスタディ
開発と平和のためのスポーツ、グローバルイシュー
✔️諸外国の体育授業について深く知りたい方
✔️スポーツ国際開発学について深く学びたい方
✔️貧困、紛争、ジェンダーといった社会課題を体育・スポーツを通じて解決することに興味がある方
✔️JICA海外協力隊として活動に取り組み、現場での経験を研究という形で還元することに興味がある方
スポーツ健康科学研究科で共に学び研究と実践に取り組み、一緒に体育・スポーツで世界を豊かにしていきましょう!
大学院進学(博士課程前期課程・博士課程後期課程)をご検討されている方は、お問い合わせいただけますと幸いです。