WFDF2023 World Wheelchair Ultimate Championships車いすアルティメット
WFDF 第1回 世界選手権 in イタリア
2023年 9月29日~10月 1日
◆大会日程について当初は2023年9月28日~10月1日を予定していたが、開催日の数週間前に9月28日~10月1日に変更された。開会式は9月28日、閉会式は9月30日に行われた。◆大会ルールについて基本的に世界大会では2021年12月にWFDF(世界フライングディスク連盟)が出版した『Flying Disc Parasport Wheelchair Ultimate』の内容に準じたルールに則って行われた。今大会で目立って大きく変更した点は、5人対5人ではなく、4人対4人で行われた。◆世界大会ルールと横浜ルールとの違いについて・ディスクマン 横浜ルールでは、ディスクを拾うディスクマンをおいているが、世界大会にそのルールはない。・使用ディスク 横浜ルールでは、DDC(Double Disc Court)のディスクを使用しているが、世界大会では通常のアルティメット用ディスクを使用。・スローオフ 横浜ルールでは、オフェンスが味方にパスを出した時点でゲーム開始となるが、世界大会では通常のアルティメット同様にディフェンスがオフェンスの方へディスクをスローすることでゲーム開始となる。・コートチェンジ 横浜ルールでは、得点後のコートチェンジはないが、世界大会では通常のアルティメット同様にコートチェンジをする。・1チームの人数 横浜ルール、世界大会ルールともに本来は5人対5人でゲームを行うが、今大会では4人対4人で行った。◆諸々の感想(サイト管理者の個人的な感想です。)・ディスクマンについて ゲーム中に問題を感じることはなかった。ターンオーバー時にディスクを拾うのは、ハンドラーの場合がほとんどで、その他の場合もスロー能力の高い選手が拾うため、ゲームの流れに支障がでるような場面を見ることはなかった。・使用ディスクについて 通常のアルティメット用ディスクで車いすアルティメットを行うことにプレーする前には違和感があったが、実際のプレー中に大きさ・重さの違いによる違和感、危険性をほとんど感じなかった。それは、障害のある選手のプレーを見ていても同様に感じた。DDCディスクを使用した方が安全なのは確実だが、アルティメット用ディスクでも問題ないと感じた。・スローオフについて 通常のアルティメットルールでは、スローオフ後にディスクがエンドラインやサイドラインを越えてしまうとゲームの流れが止まってしまい、その時間が長く感じることがあった。プラス面としては、何を狙いとしてスローオフするかを考えることで戦略的な面白さが増すと感じた。・コートチェンジ スローオフの方法が通常のアルティメットルールと同じため、その流れでのコートチェンジは少し慣れてしまえば特に違和感なく対応できた。・1チームの人数について 大会では4人対4人でゲームを行ったが、日本での練習でも多くて4人対4人でのゲームをするという場合がほとんどで、違和感はなかった。むしろコートの広さを考えるとちょうどよいのではと感じるほどだった。・--- 以下 更新途中 ---