■はじめに
大会終了後、参加者の約3分の1となる25名の方よりアンケートをご回答いただきました。
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
こちらのページで集計結果をご報告いたします。
■今回どこまで進出しましたか?
決勝進出 2/6
準決勝進出 3/12
準々決勝進出 9/18
予選敗退 11/36
準々決勝進出の方が割合としては多少高いですが、結果に関わらずご回答いただきました。
■今回の問題群で、どの難易度帯が多いと感じましたか?
やや難問が16人(64%)、中難度が9人(36%)と、難しいと感じられた方が多数となりました。相対的に予選敗退となった方がやや難問と選択された割合が高かった(11人中8人)です。作成した問題と想定された難易度のミスマッチが大きかったと思います。
■どのジャンルの問題が特に難しかったですか?
スポーツを選択された方こそいらっしゃいませんでしたが、どのジャンルも均等に回答が出ていたものと思います。ある一定のジャンルではなく、相対的に難易度の高い問題が含まれていたと考えて良さそうです。
■72人制はどうでしたか?
23人(92%)の方にちょうど良いと回答いただきました。概ね問題なかったと考えて良さそうです。
■12人での早押しはどうですか?
多かった7人(28%)、ちょうど良い18人(72%)という結果になりました。35問限定・3問正解勝ち抜けというルールで段々人数が少なくなる方式を取っていますが、少人数で早押しを行う形式も選択肢のひとつとしてあっても良かったです。
■3部屋同時進行はどうでしたか?
24人(96%)の方にちょうど良いと回答いただきました。概ね問題なかったと考えて良さそうです。
■エンドレスチャンスはどうでしたか?
全ての方にエンドレスチャンスと回答いただきました。今回のような問題群の場合は、2人や3人などの制限を設けず、正解者が出るまで解答を回した方が満足度は高そうです。
■シンキング4カウントはどうでしたか?
個人的に常々「3カウントは短く、5カウントは長い」と思っているのですが、エンドレスチャンスと合わせた4カウントをちょうど良いと24人(96%)の方に回答いただきました。概ね受け入れてくださっていると考えて良さそうです。
■クイズ参加の機会についてどう思いましたか?
今回特に心配をしていた箇所でしたが、21人(84%)の方にたくさんクイズに参加することができて満足と回答いただきました。予選では35問×4セットを実施しましたが、勝ち残り形式のオープン大会と比較すれば「クイズに参加できた」と思っていただける形式になっていたのかなと思います。
ここからはフリー入力欄の回答に対してお答えします。本来は原文ママで掲載した方が良いとは思いますが、スペースの関係上要約させて頂きます。
■大会全体で良かったところがあれば教えてください。
・問題の傾向と波長が合う。
→問題は1人で作成しているため、合う合わないはどうしても出てきますが、特に面白く感じていただける問題を作れたことは良かったと思います。
・歯ごたえのある問題群だったが、エンドレスチャンスと合っていた。
→エンドレスチャンスを前提として難易度の高い問題も一定数入れましたので、ポジティブに捉えていただけるとありがたいです。
・進行がスムーズで時間に余裕をもって終了した。
→特に部屋移動や座る位置を予め決めていたからか、ご参加の皆さまにかなりスムーズに動いていただきました。参加者の練度にも寄ってくるところはありそうです。
・クイズに参加できる機会が担保されていた。
→予選で4セット(35問)、準々決勝~決勝で3セット(50問)というシンプルな構成にしたのも良かったのかもしれません。
■大会全体で悪かったところがあれば教えてください。
・中部屋での問題フォローが無く、分からないまま進行した。
→大部屋ではプロジェクターによる得点表示・問題表示を行いましたが、中部屋では行いませんでした。本来は行った方が良いと考えております。
・大部屋でワンオペは大変そうだった。
→ワンオペで対応できるように設計をしておりましたが、細かいミスは多々ありましたので、もう1人入ってもらうことでよりスムーズな進行ができそうです。
・問題の被りが気になった。
→問題は1人で作成しているため多少の偏りは出てしまうのですが、もう少し手を加えてバランスの良い問題群にしていくことは今後の課題であります。
・学生の大会と比べると学問の問題が少なく、生活・芸能系が多いと感じた。
→個人的に学問系の傾向はあまり得意ではなく、バランスの良い問題群を作成していくことは今後の課題であります。
・2休ルールよりは失格ルールの方が合っているのではないか。
→失格が無い分、最後まで参加できるメリットはありますが、「2休」が重たいペナルティになっているのかもしれません。バランスの取り方は試行錯誤が必要そうです。
・チャレンジ制度のルール設定・運用に改善要素があった。
→今回ルールとして導入はしましたが、しっかりとした運用とはなりませんでした。参加者が損をすることが無いような制度設計に改善して参ります。
・決勝時の観客が少なかった。
→今回は敗退の決定以降は拘束を解除するとしておりましたので、観戦するかは参加者の自由となります。ただ、観たいと思えるようなステージは今後も検討課題です。
・部屋毎・問読み毎に読む速さやカウントにブレがあった。
→スタッフの皆さんには事前に企画に参加いただきましたが、それでもブレは発生します。できるだけ統一できるような努力は今後も必要と思います。
■その他意見などございましたら教えてください。
・今回の問題群ならエンドレスチャンスが合っていた。
→上のアンケートでもありましたが、エンドレスチャンスの満足度は高いように思えました。
・前回以前よりも難易度が上がった。特に準決勝が厳しかった。
→何度もご参加いただいたからこそ出る感想だと思います。問題の難易度は少し調整が必要そうです。
・参加費はもう少し上げても良い。
→今回は1,000円としましたが、無理のない範囲で設定して参ります。
・勝ち負けで分ける形式でも良かった。1問も押せずに終わった人もいたため、共通舞台を使ったステップラダー方式があっても良かった。
→形式上全員に大部屋でクイズに参加いただくことができなかったのは反省点です。時間や問題数の兼ね合いから、できる範囲のルール構成は考えていきたいです。
・全体的に難問が多めに感じたが、得意なジャンルを取ることで誰もが勝ち抜けのチャンスがあるルールであると思った。
→今回のような問題群に対して、35問中3問取るというところに絶妙なバランスがあると考えています。
・参加者数は36人ぐらいの方がいい。
→少人数単位で対戦する機会の作り方についても、今後試行錯誤して参ります。
・ある問題に対する正誤判定に違和感があった。
→問題毎に正誤判定に対するブレが出てしまったところは反省点です。できるだけ全体を通して一定となるように細かく設定して参ります。
■おわりに
たくさんのアンケートのご回答ありがとうございました。
この内容をしっかりと受け止め、今後のクイズ大会の開催に繋げて参りたいと思います。
今回はご参加いただき、誠にありがとうございました。