早稲田大学・野生動物生態学研究室は、2019年4月に設置された比較的新しい研究室です。北海道北部を主なフィールドとし、利尻島や稚内、枝幸町をはじめ、キャンパスのある所沢周辺など、様々な環境で野生動物の調査を行っています。研究対象は海鳥類や小型哺乳類を中心とした野生動物です。

 道北では利尻島に設置された利尻自然史研究室をメインにして稚内・枝幸町にも研究拠点を持ち、春~夏にかけて3か月以上にわたって繁殖期の野生動物を追いかける生態調査を行っています。学生や研究者が共同生活を送りながら研究に取り組むことも、本研究室の特徴の一つです。

 当研究室ではウミネコやオオセグロカモメをはじめとするカモメ類の研究に力を入れており、個体の行動や社会性、生態系における役割、人間活動との関わりなど、幅広いテーマに取り組んでいます。道北域においてはカモメ類だけでなく陸生鳥類や小型・中型哺乳類の研究も行っています。所沢周辺では陸棲鳥類、モグラ類、トガリネズミ類、カワネズミ、コウモリ類などの小型哺乳類についての研究も行っています。

 主宰する風間健太郎は、20年以上にわたって利尻島でウミネコを中心としたカモメ類の研究を継続しており、海鳥の行動生態や保全、生態系サービス、洋上風力発電が海鳥に及ぼす影響などを研究しています。


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