概要
日本視覚学会は1992年に設立されて以来、「見る」ことの最先端の研究について、工学・心理学・情報学・医学を交えた意見交換の場を提供してきました。
本学会の冬季大会は伝統的に、工学院大学の新宿キャンパスという、非常に交通の便のよい場所で開催されてきました。コロナ禍を経て、対面開催が前回大会より再開されています。今回も、よほどのことがない限り対面開催を予定しています。
本大会では、認知心理学との接点を手がかりとしたシンポジウムを含めて、視覚の研究と、その応用についての議論を深めたいと思います。視覚の研究と一口に言っても、色彩・動き・3D・顔・表情・神経基盤・眼科学・AIまで、幅広いトピックがあります。会員でなくとも、ご参加および研究発表を大歓迎いたします。多くの方のお越しを、心よりお待ち申し上げます。
実行委員長 光藤宏行(九州大学)
日程・場所
2024年1月17日(水)〜19日(金)
工学院大学 新宿キャンパス アーバンテックホール (東京都新宿区西新宿1-24−2)
ハイブリッド開催(11月6日追記):口頭発表およびシンポジウムについては、発表者の許可を得て、参加者限定のオンライン配信を予定しています。
企画セッション (タイトル等、微修正の可能性あり)
1月18日 13:00〜14:30
日本認知心理学会合同シンポジウム「認知心理学と人間拡張」 企画:原田佑規(京都先端科学大学)
福井隆雄 先生(東京都立大学)
「人間拡張のための知覚・運動特性の多様性からの視点:ASD者の視線行動特性と動作特性」
小川奈美 先生(サイバーエージェント)
「バーチャルアバタの「人らしさ」はVR空間での知覚・行動に影響するか?」
谷口康祐 先生(京都先端科学大学)
「ロボットは生き物とみなされるのか?―アニミズム観に基づくものの印象―」
1月17日 13:00〜14:30
シンポジウム「多感覚環境における時間の知覚」企画:山本健太郎(九州大学)
谷部好子 先生(量子科学技術研究開発機構)
「身体運動に伴う時間知覚の変調」
竹島康博 先生(法政大学)
「視聴覚刺激間の急速再較正の生起と効果量の決定要因について」
宇野究人 先生(上智大学・日本学術振興会)
「感覚間協応が視聴覚入力の知覚タイミングに与える影響」
1月17日 10:00〜11:30
若手の会サテライトイベント「留学体験を語る会」
企画:楊嘉楽(中京大学)
研究発表・参加について
一般講演
例年通り、口頭発表とポスター発表を募集します。
視覚学会会員の学生が筆頭発表者の場合、ベストプレゼンテーション賞の選考対象となります。
一般講演の登録 →プログラム公開済み
登録期間:2023年10月23日(月)~2023年11月1522日(水)
発表規定
・日本視覚学会会員以外の方でもご発表いただけます。
・筆頭発表者としての登録は、1名につき1題に限ります。
・抄録は日本語で400文字、または英語で100 words程度の長さとします。
・申込状況により発表形式の変更をお願いすることがあります。
参加登録
早期 (事前) 登録期間(郵便振替・コンビニ決済・クレジットカード決済)
2023年10月23日(月)~2023年12月15日(金)
通常参加登録期間
コンビニ決済:2023年12月16日(土)~2024年1月14日(日)
クレジットカード決済:2023年12月16日(土)~2024年1月19日(金)
・当日の会場受付での参加登録および現金での参加費お支払いはできません。必ず事前に参加登録および決済を済ませてから会場にお越しください。
・現在非会員で入会希望の方は、入会手続きを行ってからお申し込みください。入会手続きについては日本視覚学会ホームページ(http://www.visionsociety.jp/)をご覧ください。
参加費(会員は不課税、非会員は内税)
・支払い方法としてa. 郵便振替 (銀行振込)、b. クレジットカード決済、c. コンビニ決済の3種類が選べます。
・これらは参加登録の際に選択することができます。ただし、各方法の受付期間が異なりますので、ご注意ください。