視覚学会 若手の会
サテライトイベント
2024年1月17日(水)
「留学体験を語る会」
日本視覚学会若手の会は、2024年冬季大会に合わせてサテライトイベント「留学体験を語る会」を企画しています。若手研究者にとって、留学や海外での研究はキャリア形成の重要なステップであり、研究視野を広げ、新たな発見や刺激をもたらす機会になります。このサテライトイベントでは、留学や海外研究の経験を持つ3名の若手研究者をゲストとして招き、それぞれの実体験を通じて留学の魅力や課題について議論します。また、話題提供者と参加者との交流の機会も用意しています。若手の会はこれらの体験談と留学研究者との交流が、特に海外での研究を検討している若手研究者にとって、自らのキャリアパスの可能性を考えるのに役立つ貴重な機会になることと期待しています。
zoomのURL送付のため、参加には【2024年1月10日(水)までに】【オンライン聴講を希望の方は 事前申込みが必要】となります。参加ご希望の方は下記URLからお申し込みください。
多くの方々のご参加をお待ちしております。
【日時】2024年1月17日(水) 10:00〜11:30
【会場】工学院大学 新宿キャンパス アーバンテックホール (東京都新宿区西新宿1-24−2)
ハイブリッド開催 (オンライン参加の方は、zoomのURL送付のため、事前申込を行ってください)
(現地参加の方は、事前申込は不要です。直接会場にお越しください。)
【講演者】
磯村朋子先生(名古屋大学)
中山遼平先生(東京大学)
中島悠介先生(Brown University)
【参加費】無料
【参加資格】どなたでもご参加いただけます
【スケジュール】
- 10:00 開会挨拶
- 10:05〜10:25 講演1 磯村朋子先生(名古屋大学)
「ロイヤルホロウェイ留学体験記 」
2017年から2018年にかけての約10ヶ月間、そして2020年に約半年間、英国ロンドン大学ロイヤルホロウェイ校のManos Tsakiris教授の研究室に留学した。今回、当時のことを振り返り、留学先を決めるまでの過程、渡航が決定してからの手続き、滞在先での研究および研究外での生活、英国やEUでのフェローシップへの挑戦(と失敗)などについてお話する。比較的短い期間の留学であったことに加え、行き当たりばったりかつ超出不精という性格なので、しっかり者で文化的センスのある方々の心にはあまり響かない話になると思うが、私なりの留学の魅力をお伝えしたい。
- 10:25〜10:45 講演2 中山遼平先生(東京大学)
「私の留学体験―オーストラリアよいところ― 」
私はシドニー大学のAlex Holcombe教授のラボに客員研究員として2018年5月から1年8ヶ月ほど滞在した。シドニー大学には私の専門分野(視覚心理学)で高名な大御所をはじめ豊富な教授陣が揃っている(シドニーの快適な気候や生活環境のお蔭かもしれない)。私は留学先として主流の北米や欧州ではないことに少し不安を感じながらも、穴場狙い(?)でシドニー大学への留学を決めた。滞在中はHolcombe教授やラボメンバーとの議論やハイキングが楽しみであった。またメルボルンやタスマニアなど各地で開催された学会にも参加し、近隣分野の研究者らと交流を深めることができた。こうした研究者コミュニティとの繋がりが今も研究を展開していく上で助けとなっている。
- 10:45〜11:05 講演3 中島悠介先生(Brown University)
「アメリカでのポスドク研究生活 」
私は2022年から日本学術振興会の海外特別研究員としてアメリカのブラウン大学を訪れています。この講演では、これまでの1年半の経験をもとに、アメリカでの研究の進め方、日本との研究環境の違い、アメリカでの生活の良いところと大変なところ、海外特別研究員の取り方などについて、主にこれから海外で研究することを視野に入れている、あるいは迷っている若手の方に向けてお話ししたいと思います。
- 11:05〜11:25 質疑応答
- 11:25 閉会挨拶
【参加】オンライン参加のみ要事前申込。2024年1月10日(水)〆切。
申込みサイト:
https://forms.gle/krmVxVhup5uPdZbH8
【問い合わせ先】楊嘉楽 (若手の会代表、中京大学)
jyang [at] lets.chukyo-u.ac.jp
日本視覚学会若手の会
楊 嘉楽 (中京大学)
相田紗織 (山口大学)
小川将樹 (三重大学)