VIBRES 測定における多種多様 な現場条件を想定し、
測定や解析時の問題点と解決策の共有や作業手順の標準化を行っています。
コンソーシアム会員企業の技術者が、品質を確保しつつ、VIBRESの測定・解析業務を実施できるようになっていただくことを、大きな目標としています。
◆課題
①技術的課題の解決
②技術の共有、改良、効率化
③測定・解析技術の習得、実践
課題①:技術的課題の解決 に関して技術課題WGで取り組む内容
・シース内の鋼線振動に関する検討
アンカー構造や施工方法の把握、SEEEアンカーによる模型実験、現場実験
・鋼線ごとの緊張力のばらつきに関する実験
VIBRES+鋼線ごとリフトオフ試験の現場実験、模型実験
・技術者ごとの緊張力決定のばらつきに関する検討
共振点決定方法の明確化・標準化、既存データのブラインド解析テスト、VIBRES+リフトオフ試験の現場でのブラインド測定・解析テスト
課題②技術の共有、改良、効率化 に関して技術課題WGで取り組む内容
・技術の共有
技術マニュアルの整備、既往適用事例の整理・適用性検討
・技術改良
余長が短いアンカーや鋼線数の多いアンカーへの適用方法の検討、現場測定実習の際に検証
課題③測定・解析技術の習得、実践 に関して技術課題WGで取り組む内容
・技術習得(実習)
測定方法、解析方法の講習会、勉強会、ブラインドテストを兼ねた解析実習、測定・解析実習