それぞれが、それぞれの人生において、しっかりと自分を発揮して心地良く生きていくことができるために
<News!>
週刊新潮『光過敏脳』記事
2025年9月11日刊行発売「週刊新潮 2025年9月18日号」に、神経眼科医 若倉雅登医師への取材による「光過敏」についての記事が特別読み物として掲載されました。
場合によっては全盲状態や全盲の上に寝たきり状態にも近いのに、「視覚障害」としてもどんな障害としても認定されず、手帳や支援制度、訓練制度の適用はおろか、就労支援や障害年金の考慮条件としてすら対象にならない、制度の谷間「眼球使用困難症候群」の一病態を、わかりやすい一般向け読み物として明らかにし、取材され、発行物となったことは、非常に画期的な動向です。
週刊誌は電子書籍版でも読み上げ機能で読むことができず、当事者たちや視覚で墨字(インクの印刷物)を読むことの困難な人たちは、非常に自分たちに関係のあることにも拘わらず、読むことができません!
そのため、イムラーンによる点訳データ(Bes版)を配布できるようにいたしました。
以下リンクから、ダウンロードしていただくことができます。
「週刊新潮 2025年9月18日号 『特別読み物 光過敏脳という病』」(9月15日第2校正版)
また、この記事掲載に関する、眼球使用困難症当事者である私の考察を付加したノート記事からもダウンロードできます
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ここは、Easy Going Life Community の付属ページです。
Easy Going Life Communityでは、今の世の中では「障碍」であったり、「社会的マイノリティ」と区分けされる・またはされやすいような、状態や、特性を持つひとたちが、
<マイノリティ(少数)>であるから・社会一般の多くのひとたちと同じやり方では同じことをするのに無理があるから・会社や学校などの<一般社会>で対応できるひとや環境が少ないから……などというだけの理由で、
<生きる>ということ自体に肩身の狭い思いをしてしまったり、できることはあるのに生きて社会と繋がり人と関わることに罪悪感や自己否定を感じてせっかくのただ一度きりの人生でただ引き籠るという選択をせざるを得なくなったりするような人たちが多い現状として在るこの現代社会で、
こういうひとたちも皆さんと同じく一度きりの人生を与えられ、自分らしい人生を択ぶ基本的人権を持った「いのち」なのですよ
こういうひとたちも、実はあまり知られていないだけで、皆さんとは使う道具や方法は少しだけ大きく違うかもしれないけれど(同じやり方をしていると思っている”一般”も、実はみんな少し少し違うのだけれどね)、できることがあるし、むしろ、少し視点や角度を柔軟にしてみると”一般”と呼ばれるひとたちよりも実は得意なことやできることがあったりする、”一般”のひとたちにも得手不得手があるように、得手不得手があるだけで、世界中のひとたちはみんながみんな、”補い合い””支え合い”が可能なのですよ
というようなことを共有し、社会・世界のみんながみんなでその存在のあるがまま、それぞれに少しずつ違いながらできることを発揮して補い合い支え合いながら、歯車をまわしていく…
そんな理念から、障碍といわれる状態や社会的マイノリティと呼ばれるひとたちのことをお伝えし、共有し、補い合い支え合いに繋げていくことができることを目指した活動をしています。
この文章の上またはページの下部に、イベント企画などのメニューがあります。
ぜひご覧ください。
このページを立ち上げたとき、ページの名称に非常に困りました。
「障碍」「マイノリティ」という言葉に、違和感を禁じ得ないからです。
ちなみに、EGLC(当コミュニティ)の代表も、別ページに自己紹介させていただきますが、先天性脳障碍や発達障碍、精神疾患、LGBT(性的マイノリティ)、更には今の時代では”国家的には”「視覚障害」と名称づけることができない(けれども社会的・身体的には明らかに)視覚障害、などを抱えて生きてきました。ある意味、心身のマイノリティの宝庫かもしれません…それと同時に、だからこそ、この活動を立ち上げるという”私でも・私だからこそ”できる、役割のひとつかもしれないと、ここの立ち上げに至っています。
また、私は、カウンセラー・心理療法家でもあります。白杖の心理セラピストも珍しい(マイノリティ)かもしれません……が、
私のもとにクライアントさんとして来られる、何らかの生きづらさや、心の不調や身体の不調を抱えたかた、うつなど精神疾患や神経症で通常の会社勤めができなくなったかた…なども、<マイノリティ>なのですよね。…しかし、現代社会において、たくさんいますよね? あなたの周りにも、いませんか? あなたが気付かなくても、実は精神疾患や身体の不調などでかなり”一般”とまったく同じやり方で働くことは難しくなっているひとが、実はあなたの同僚に、隣のデスクのひとであったりするかもしれません。実は、ひとには非常に解ってもらいづらい内的疾患(目に見えない疾患や障碍)で、とある生活動作や会社内で実は周りがみんな当たり前のようにしている行動動作が困難で、ひと知れずそれができなかったり必死で工夫しているひとかもしれません。
また、”一般”とまったく同じやり方でまったく同じことができない、社会的な一般的な対応が難しい、という意味では、子どもや年配者も<マイノリティ>…
今の現代社会において、ただただ言葉の上で”一般”とか”マイノリティ”という分け方をしていますけれども…こうしてみていると、実は、”マイノリティ”は、まったく”マイノリティ(少数派)”では…ありませんよね。しかも、そんな言っていれば、ひとは持っている性質、病気、得手不得手、物事の考え方ややり方、みんな違うのですから、少数派かという意味で言えば、全員が<マイノリティ>です。
…そう。実は、今の時代、今の社会においては、マイノリティという言葉の流行りに何となく持っていかれて流されているだけで、実は、マイノリティとは決して「少数派」という意味で使われてはいないのです。実は、その差別・区別の線引きは、実態としてはどこにもないはずなのです。
あなたは、もし、ご家族が、お母様やお父様が視覚情報を取得しにくく(目が悪く)なってきたり、聴覚刺激への反応が薄く(耳が遠く)なってきたりしたら、「障害者だ、マイノリティだ」という頭(印象)が先に来ますか?また、突然周りのひとと区別されるべき人間のように扱い始めますか?
そして、あなたも(あなたが今、”一般に属するひと”であったとしても)、いつ、なんどき、あなたの身体の状態、心の状態、生活状態、変化変動するか、わかりませんよね。
それと同時に、あなたも私も、いずれ高齢者というマイノリティになりますし(現代日本ではもはやそちらの方が大多数な気がするのですが…)、しかしその時代にはそれと同時に別のところで小さくて弱くて何もできない赤ちゃんたちというマイノリティが生まれ、少し前に赤ちゃんだった子たちが学生になりまたそれぞれにできることできないことが変化する。そしてすべてがすべて、全体で補い合い支え合いが成り立っている。
ただただ、すべては”ひとの営み”の中のできごと、そして、あなたにも必ず何かしらの形で体験されること、という、ただそれだけのことなのです。
他、だいぶ以前ではありますが、「障害ってなんだろう?」ということをまとめた記事も作っています。
こちらもぜひ、読んでみていただきたいのです。
冒頭のページのご挨拶の最後に、ちなみに、どうやら何でもかんでも「名前」をつけると、<マイノリティ>になります。私は潜在意識の原理原則を駆使する心理療法家なのですが、潜在意識というのは、実は地球に空気があるよりも当たり前に、ひとを含む動物全部の言動行動に、つまりもちろんあなたの普段の言動行動人生にも、物凄い影響を1分1秒与え続けているものです。そして、その潜在意識の影響が強く現れているようなときを、「催眠状態」といいます。…誰にでも毎日当たり前にある現象なのに、実は当たり前過ぎるがために名前がありません。だから敢えて「催眠状態」と名前がつけられてきた歴史があるのですが…名前がつくと、今度はまるで「なんだかわからない特別な現象」のように思い込まれて、伝えることが難しくなっています。古来の日本人がみんな当たり前のようにしていた呼吸…これを「密息呼吸」と呼び名がついていますが、そうすると「え?!どんな特殊な呼吸法なんだ!」と見られるようになってしまいます。日本人がごく自然に当たり前にしていた呼吸というだけなのに。
…マイノリティを<マイノリティ(少数派)>にするのは、それにわざわざ名札(ラベル・レッテル)をつけて区別するかどうか、「あなた(ひと)の心」だけ、「あなた(ひと)の認識」次第なのです。
-理事ー
代表 Imran
米国2大催眠療法協会(NGH・ABH)他、認定催眠療法士。米国催眠療法協会(ABH)認定公式ヒプノセラピスト・トレーナー。他、音楽療法士、アロマ、整体、メンタルトレーナーなどの資格を所持。心理療法の独自体系化をしながらも、毛皮の動物によるセラピーが至上の師であると言い放つセラピスト。『心・身・魂のセラピールーム』『心・身・魂の療術研究所』『Easy Going Life Community』主宰。先天性脳性麻痺・発達障碍・解離性同一性障害・LGBT・眼球使用困難症候群(視覚障碍)など当事者でもあり、元々は当事者向け当事者セラピストとしての活動から発展。音楽家でもあり、作編曲や演奏・講師活動も行う。
監事 江澤 宏之
精神保健福祉士。米国2大催眠療法協会(NGH・ABH)他、複数団体による認定催眠療法士。米国催眠療法協会(ABH)認定公式ヒプノセラピスト・トレーナー。30年以上、障碍者福祉の現場勤務を経て、現在『カウンセリングルーム 森の時計』を主宰。2024年度よりセラピスト合同会社を立ち上げ。趣味のバイクと同じく留まるところを知らぬ野心の活動家でありEGLC知恵袋&勇気袋。幅広い知見と独自の哲学、無尽蔵の好奇心を磨き上げながら、実はある意味<マイノリティ>の宝庫。
〈メッセージ〉以前、NPO法人の事務局長をしていた頃に、重度脳性まひの身体障碍者の理事から、「君は、障碍者の気持ちがわかるのか!?」と問われ、不思議に思ったことがあります。
当時、周囲には話していませんでしたが、ぼく自身ハードワークの中でうつ状態になり病院に通っていました。
「障碍者の気持ち」って、なんですか。一般意思のような「障碍者の気持ち」というものがあるのでしょうか。
当時のぼくの心情や辛さを語ることはできます。
精神保健福祉士として、カウンセラーとして、彼、彼女の話をじっくり聞くこともできます。
マイノリティーは、マジョリティーの中にひっそりと存在しているのではないでしょうか。
マイノリティーの方が抱えている問題は、一人ひとり異なり、このようにじっくり話し合う中で、解決策を見いだせると考えています。