筑波大学 食資源利用科学研究室

植物機能性成分・環境応答研究グループ

ここは筑波大学 食資源利用科学研究室(礒田研究室) 植物機能性成分・環境応答研究グループ(高橋グループ)HPです。

ようこそ

高等植物は様々な環境ストレスに晒されながら生育しています。

高等植物は動くことができないため、環境ストレスに対処できるようシステマティックな耐性機構を持つように進化してきました。

そのうちの一つが、多様な天然由来化合物です。

一方これらの化合物は植物自身が身を守るために使われるだけでなく、近年では、ヒトの健康や恒常性維持の効果を持つことが明らかになってきています。

そこで、植物によって産生される天然由来化合物の生理機能活性について研究を行っているほか、植物内での産生メカニズムについても研究をおこなっています。

一方で、環境応答の分子メカニズムとして、活性酸素消去系やDNA修復機構などが知られています。

紫外線・放射線ストレスは細胞内のタンパク質やDNAなどにダメージを与え、曝露量によっては変異誘発や個体死をもたらしますが、高等植物においては、その影響や回避に関するメカニズムについては未だ不明瞭な点が存在します。

そこで、植物培養細胞を用いたメカニズム解析に加えて、これらを利用した影響評価に関して研究を行っています。


 主要な研究テーマ

植物個体(主に作物)を使って機能性成分産生能のメカニズムについて研究を行っています。

植物培養細胞などを使って環境ストレス応答についての細胞レベルでの研究を行っています。

動物培養細胞を使って天然物由来機能性成分の生理活性メカニズムの解明を行っています。

 NEWS

 2023年4月3日

HPを開設しました。