下記流派の形を2名一組で演武し、点数制で勝敗を決します。
無外流明思派、神道流、玄黄二刀流、新中和流短剣術(二刀流短剣術)、清派明晃流槍術、東征流短杖術
演武形の動き・理合いの基準は、各流派のDVD(最新版)とします。ただし、相手の身長やリーチによって適正な間合いは変わりますし、間(タイミング)も変わります。形が「実戦を適切に表現できていること」が重要とお考えください。同じようにDVDを完コピしたとしても、組によっては評価が変わるということです。組太刀は、真似事をすればよいというものではないと理解してください。
一般の方から見ると、単にキビキビしているだけ、単に速いだけ、単に元気が良いだけで上手に見えるようです。しかしこの大会では形に実戦的練度の評価が含まれています。「形は踊りではない」ということを心に留めてください。
参加区分は、一般、中高生、小学生以下の3区分です。
2名の段位(演武する流派)を合算して10段以下となるように組んでください。例えば、無外流5段、玄黄二刀流2段の方について、玄黄二刀流の演武で出場する場合は2段とみなされます。(合計7段から合計10段に変更されました)
演武は、予選では形3本を5分以内(刀礼含む)、本選では形5本を8分以内で行っていただきます。
武具は、原則として木製武具を使用してください。
演武のコートは12 m✕12 mです。
審判数は予選3名、決勝戦5名となります。審判員は各流派技術指導部を中心に、大会の理念を理解した者が行います。
参加費は1組あたり、つまり2名あたりです。一般の部でしたら1組 10,000円、つまり選手あたりだと5,.000円です。
選手は原則として公式稽古着で参加してください。(事情があって異なる場合はご相談ください)
演武形はあらかじめ届出していただきます。確実な審査のためです。ご協力ください。
予選はブロックごとにスコア制で行われます(3形、5分以内、簡易刀礼含む)。3名の審判がそれぞれ演武を採点し、合計スコアの上位組が決勝トーナメントに進みます
決勝トーナメントは審判5名(主審1,副審4)の旗審制で勝敗を決します(5形、8分以内、簡易刀礼含む)。先攻、後攻の順に同一コート、同一審判の条件で演武します。
審査は、以下の項目を中心に行います。
礼(礼儀正しさ、礼法)
正確さ(形を間違えていないか)
品(堂々と演舞しているか)
体捌き、足裁き
間合い
速度
間
目付
制限時間の遵守
試合の進行
次の演武者は次演武者席で待機する。
番号を呼ばれたら下方の中央に立ち、礼の後、2名で入場する。
中央に立ち、号令に従って正面に礼。
演武位置に立ち、号令に従ってお互いに礼。
審判の「始め」の合図で演武開始。簡易刀礼を忘れないこと。
演武が終了したら簡易刀礼し、お互いに礼。
中央に立ち、正面に礼。
下方の中央から退場。
反則・失格
以下に該当する場合、負けあるいは失格とする。
審判の指示に従わない場合
武人、社会人として無礼な態度、行為、発言をした場合
演武中に負傷した場合
大会運営の妨げをした場合
2024/8/21
出場資格が緩和されました。1組(2名)の段位合計が10段以内とします。すでに届出されている方は各種変更が可能です。実行委員会までお問い合わせください。
Q 今回の組立ちの参加費は、一人5,000円で二人合わせて10,000円ですよね?
A お問い合わせありがとうございます。はい。そうです。二人一組で一万円、つまり一人5000円です。ご検討いただけますようお願い申し上げます。
Q 組太刀において、忠実に形をやれば問題ないのでしょうか?また、形の基準などについて知りたいです。
A ホームページにてご案内いたします。(このページ上部に記載しましたのでご覧ください)
Q 出場資格が緩和されたのは何故ですか?
A 無外流では他流よりも高位段者が多く、その皆様の出場が阻まれてしまっているとの指摘をうけました。合計段位による出場縛りは、大会毎に見直されていく見込みです。急なお知らせとなり、申し訳ございませんでした。
お問い合わせは無名剣士剣術大会実行委員会までメールでお願いいたします。