B6_東京大学白ばら会合唱団

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混声合唱組曲「幼年連祷」より「花」「不眠」
作詞:吉原幸子 作曲:新実徳英
指揮:新垣萌 伴奏:静間彩乃

混声合唱組曲「幼年連祷」は、吉原幸子による同名の詩集「幼年連祷」より、作曲者である新実徳英が詩を5つ選び、作曲、再編成した作品です。今回はその中から「花」と「不眠」の2曲をお届けいたします。

誰しも子どもだった時があります。この作品を終始貫いているのは、そういった失ってしまった幼年時代への憧憬、あるいはもう手に入らないことへの悲嘆であり、それらがさまざまなモチーフによって回想されます。

「花」と「不眠」はテンポや歌詞の面で、好対照を成しており、この曲集の汲み尽くせぬ魅力を存分に伝えてくれると思います。各曲のアンサンブルの違いなどに着目してぜひ最後までお楽しみください。

団体紹介

東京大学白ばら会合唱団

東京大学白ばら会合唱団は、創立約80年の歴史をもつ東大でも最古の混声合唱団です。毎年の定期演奏会や駒場祭、徽音祭などでの学園祭ステージに向けて、週2回の練習に励んでいます。

所在地:東京都文京区 活動人数:37名 設立年:1945年

合唱祭参加にあたってコメント

 この度は、オンライン合唱祭という非常に意欲的な企画に参加させていただき、ありがとうございます。開催目的にもありますように、弊団もコロナで苦しい時期を過ごしてきました。一時期はオンラインでの練習しかできず、コロナ以前まで連綿と引き継がれてきた伝統が失われ、団員数も大きく減少してしまいました。
 しかし昨年は、コロナ禍以前に行われていた合宿などを徐々に再開できるようになり、また新たな団員も多く迎えられ、ポストコロナの新たな白ばらを予感しています。
 今回は、昨年の定期演奏会で演奏した2曲をお届けいたします。コロナからの恢復と、新たな団員の力を感じていただけると幸いです。