D2_京都大学音楽研究会ハイマート合唱団

エントリー動画

アポリネールの詩による四つの無伴奏混声合唱曲「白鳥」より「贈物」「白鳥」
訳詩:堀口 大學 作曲:髙嶋 みどり
指揮:中澤 雅貴

Quatre motets pour un temps de pénitence」より「Ⅳ. Tristis est anima mea」
作曲:F. Poulenc
指揮:山田 陽博

 『贈物』『白鳥』は、立体的な音像で一枚の西洋画のような世界観を作り出す、髙嶋みどり作曲の組曲『白鳥』より。作詩者アポリネールの「戦争」と「恋」の激情を、髙嶋みどりが鮮明に音に昇華させています。故郷の輝かしい朝、恋人とみた白鳥といった、ドラマティックな世界をお届けします。 

 ≪Tristis est anima mea≫(私の魂は悲しい)は、フランスの作曲家フランシス・プーランクのモテット集『悔悟節のための4つのモテット』の終曲。イエスの受難に関するテキストから構成されており、悲しみと苦しみがプーランクの手によって明快に、そして劇的に描かれています。敬虔でかつ力強い聖歌をお楽しみください。

団体紹介

京都大学音楽研究会ハイマート合唱団

「本気の合唱」のもと宗教曲を中心に外国語から日本語まで様々な曲に取り組んでいます。ハイマートはドイツ語で「ふるさと」という意味です。その名のような心温まる演奏をお届けします。どうぞお聴きください!

所在地:京都府京都市 活動人数:55名 設立年:1961年

合唱祭参加にあたってコメント

 コロナ禍は大学合唱団間の繋がりを薄めてしまいました。演奏活動の制限とともに、情宣や団交歓などのイベントの自粛も求められたためです。
 感染も落ち着いてきた今日この頃、規制緩和に伴う交流イベントの再会や、7年ぶりのジョイントコンサートの開催によって、他団との繋がりを再び強めたいと考えていたハイマートにとって、このオンライン合唱祭は絶好の機会でした。県内や近畿を越えて、他では容易に出会うことのできない全国の大学合唱団の皆さんと交流を深められること、とても嬉しく思います!
 今回は、2023年12月に行った第62回定期演奏会の学生指揮者ステージから3曲お届けします。お楽しみいただけますと幸いです。