研究室メンバー募集

学生・大学院生(修士・博士課程)として一緒に研究したい方はぜひお気軽にご相談ください。 日本学術振興会特別研究員(DC,PD,RPD等)も受け入れています。神経科学・工学に興味がある方はご連絡ください。研究室見学も可能です。

E-mail:uehara.kazumasa.so[AT]tut.jp(PI上原宛)

[AT]はアットマーク記号に入れ替えてください。

配属希望の技科大学生向け情報


2023年4月に豊橋技術科学大学情報・知能工学系に発足した研究室となります


Q. 現在のラボの構成は

教員1名,修士課程5名,学部4年4名体制となります(詳細はこちら)。学生さん一人ひとりに専用のデスクとPCを配布しています。複数の計測環境を有しており滞りなく研究を進められる環境です。


Q. 研究を進める上で必要となるスキルは?

本研究室は主にヒトを対象とした心理物理実験,生体計測,脳機能計測を行いますが,これまでに経験がなくても構いません。ただ,実験参加者の方を対象として生体データを計測させていただくことになりますので,相手(実験参加者の方やラボメンバー)のこと思いやれることが求められますなお,データ計測に関しては教員やラボの先輩と一緒に行うようにしますので未経験でもご安心ください。


データ計測が苦手な方も本研究室に所属可能ですので大歓迎いたします。現在,世の中には無償で利用できる生体データベースがあります。例えば,磁気共鳴画像(MRI)であれば,ヒューマンコネクトームプロジェクトというデータベースがありますのでこれを活用することができます。また,共同研究先で計測したデータがありますのでこれらを解析し,研究成果をまとめることができます


データ計測・解析のプログラミングはMATLAB, python, R, LabVIEWを使いますが,配属時にこれらのプログラミング言語を知らなくてもすぐに習得できると思います。また,習得できるよう指導しますのでご安心ください。


研究遂行のために必要な情報は英語論文から収集することが多いです。まずは英語の文章が読んで理解できるということは研究を進める上で必要になると思います。現状英語が苦手な場合は少し努力が必要かもしれません。修士課程以上の方は研究成果を国際誌に掲載してほしいという願いがありますので英語で文章を書く能力も求められます。


Q. 週間予定は?

週に一度90分程度のゼミを行います。ゼミの内容はご自身の研究に関するプログレス(研究計画・中間報告)とジャーナルクラブ(論文抄読会)を行っています。これに加え,学生さん主体で書籍の輪読会を週に一度90分行っています。輪読会では神経科学の基礎的知見を学ぶ書籍と時系列データ解析に関する書籍を扱っています。週1回程度の頻度で教員と個別研究ミーティング(30-60分程度)も行っており,個々の進捗を考慮して研究を進めています。


Q. 実務訓練先について(学部4年生対象)

2023年度:自然科学研究機構生理学研究所(愛知県),理化学研究所(埼玉県),Sonyコンピュータサイエンス研究所(東京都),アリゾナ州立大学(アメリカ・アリゾナ州)


共同研究(企業・他研究機関)

本研究室では企業や他大学,研究所と連携し,共同研究の成果や開発した新技術を社会に還元することを目指します。ご興味をお持ちの方は上原までご連絡ください。