うべ子ども21(宇部おやこ劇場)が発足50周年を迎えられたことおめでとうございます。
各方面の大勢の方々に支えられて、ここまで続けてこられたことを思うと感謝の気持ちでいっぱいです。
例会のチラシを持って、知人・友人を訪ね、「会員になりましょう。」と言われた時は、本当に嬉しくて、また次へ進めていく元気をもらいました。
「子どもに美しい夢とたくましく豊かな創造性を!」と活動していた頃を懐かしく思い出しました。
50年と言う長い年月を経て、その芸術体験は子どもたちの心の中に蓄積されていると思います。子どもだけでなく大人の心の中にも。
日本の国も世界も、沢山の困難を抱えていますが、子どもの幸せを願い、手をつなぐ「こども劇場」が、益々発展することを心から願っています。
げきじょうに出会ったことで得たものは、人との繋がりの大切さです。
専業主婦だけでは決して得られなかった仲間や先輩たちとの繋がりは、今でも大切に思っています。
子どもたちの心豊かな成長のために!と思って人形劇や舞台劇を観ることを目的に入会したのですが、それ以上に子どもたちのために力を出し合う親たちと、協力し合って資金作りのためのバザー、チケット売り、例会担当、子どもたちの自主活動のための準備…等、決して一人の主婦だけでは体験できないことをたくさん体験できました。
その中で、一人ひとりの方の個性や魅力を知ることができ、大変なことも協力することで成し遂げていけたという手応えを感じ、
人と繋がることの素晴らしさを実感しました。
げきじょう活動で出会った方は、やはり皆さんとっても人間味や愛溢れる方々ばかりでした。
そんな方たちと何の特技もない私が、一緒に子どもたちのために、手を繋いで活動できたことは、振り返ると自分が一番輝いていた時代です。今でもその中の何人かの方たちとは、繋がっているのは、有難いことです。
ネット社会となり、効率重視の時代。
良い面もありますが、やはり大人も子どもも個人の世界に入り込んでしまいやすくなると、考えも偏ってしまいがちに。
人は人の間で人となる、と言われるように、大人も子どもも人と何かに取り組むことで、心も豊かになると思います。
人との繋がりの大切さを子ども21の活動を通して、これからも多くの子どもたち、大人たちに実感してもらいたいと思っています。
「うべおやこ劇場」+「うべ子ども21」 50周年おめでとうございます。
私は1975年に福岡から宇部に引っ越して来て、ふと街角で「乞食と王子」のポスターを見て、
福岡で入会していた「子ども劇場」と同じ組織が宇部にもあることを知り、とてもうれしくなって入会しました。
‘76年12月の風の子の「アニメイム」がとても新鮮で印象に残っています。
白い輪と棒が、音楽に合わせてお馬の親子や汽車ポッポに変化する創造のおもしろさに驚きました。枯れ枝を集め、新聞紙でおこしたミニデイキャンプ、
校区の集会所での昼食バザーや、肩を寄せ合って観た小作品の鑑賞も楽しい思い出です。
高令で生まれた長男のおかげで十才以上も若い方とお知り合いになれたことは、私の財産になりました。これからの御発展をお祈り致します。
「50周年」おめでとうございます。30年くらい前に記念館で「水芸」を観て楽しさ、素晴らしさの沼にハマってしまいました。
一番好きな劇団は「風の子九州」!!
小さな子ども向けから 体育館全体を使った大きな舞台まで 見応えのある作品ばかりでした。
子ども達が指令をもとにバスや電車を乗り継ぐ企画や高学年文化まつりの手伝いも私の楽しい思い出です。
うべ★子ども21 50周年おめでとうございます。子ども劇場の歴史は私の宇部での生活と同じ頃でした。
その中で3人の子どもを育てられたのはとても幸せでした。
例会、地域公演、高学年キャンプ、お楽しみ交流会、大変な事も多々ありましたが、楽しい活動でした。
特に心に残った作品は、
・はてな(風の子九州) ・KODO(鼓童) ・エルマーのぼうけん(プーク) ・ブンナよ木からおりてこい(劇団青年座)
・オズの魔法つかい(人形劇団ひとみ座) ・森は生きている(前進座青年劇場)
まだまだたくさんあって書ききれませんでした。
発足50年 おめでとうございます。
20周年記念、100例会のあゆみを経て、今回50周年という節目を迎え、私の中で色々な活動が思い出されます。
中でもマンムルよ~の「宝のつるはし」、生と死について考えた「ブンナよ木からおりてこい」 私たちのまわりには~の「?は・て・な」
「マルセ太郎のスクリーンのない映画館」や「ザ・ニュースペーパー」他にも名前は憶えてなくても、当時ワクワクドキドキした数多くの例会たち。
そして、それ以上に自分たちが参加する自主活動の数々は、おやこ劇場を語る上で かかせない存在です。
小学校低学年の頃は日帰りキャンプで基礎を覚え、高学年キャンプへの憧れを募らせたものです。
4年生になって初めて参加した夏の嬉しさは、まだ胸に残っています。
実際に舞台に立つ事のできる文化まつりや市外、県外の仲間が集う中高生交流会や青年交流会も、
それぞれに思い出深くとてもこの紙面では語りつくせません。
何より これらの活動をさせて下さった事務局運営の皆様、保護者の方々に御礼申し上げます。
すばらしい経験を本当にありがとうございました!!
他では体験できない貴重な体験を沢山味あわせて頂きました。
キャンプや劇、色々な人との関わりは今でも大切な思い出です。
誰かにとって これからもそんな素敵な場所であれば良いなと思っています。
私にとって、うべ★子ども21は“気付けばそこにあるもの”でした。
物心ついた時にはそこにあって、行けばみんなに会える。・・・そんな居場所そのものだったと思います。
楽しかった・良かった事ばかりかと言うと、そうではなく、辛かったこと、苦しかった事も沢山あります。
・・・でもたぶん、それでいいんです。
だって、辛さも大変さも経験して初めて分かるものだから。失敗して・傷ついて、初めて自分を知り、成長できるから。
子どもたちには、様々な経験を通して、今のうちに沢山失敗もして、
誰かを許せる優しさと、追い詰められても、生きる事をやめずにいられる強さを持って欲しいと、心から願っています。
そして、そんな子どもたちを見守り、どんな事ができるかを真剣に考えてくれる大人が、
確かにまだ、“此処”に居てくれることに、心から感謝と敬意を。
この度は、50周年 本当におめでとうございます。