津波対策は地区住民のために!
「地区住民による津波防災対策計画立案のための
手引き

3回公開検討会

更新記録

2022122日 開催案内を公開

開催案内

開催日時:2022215日 ()13時~16時(12時45分開場)

主催:国際津波防災学会津波防災対策検討分科会

開催場所:ネット空間(ZOOM会議システムによるオンライン開催)

事前登録者には、前日までに会議IDとパスワードをお知らせします。

参加費:無料

定員:100名(先着順)

事前登録が必須です。以下のサイトから登録ください。

https://forms.gle/m39UwHPVk6WqqUmJ7


趣 旨

 中央防災会議は2019年5月31日に南海トラフ地震防災対策推進基本計画を決定した。また、2021年12月21日には、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震の被害想定が公表された。東日本大震災復興事業計画を決定した当時の混乱を教訓とすると、南海トラフ地震および日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震により来襲が予想される巨大津波に対する各地区の津波防災対策計画を立案する際には、津波災害対策に関心を持つ住民が、市町村行政担当職員と協力して、その実情に合わせて、自立的に、常日頃から話し合い、防潮堤や津波避難訓練などに限定することなく、短期的・長期的な津波防災対策を十分に評価できるようになっている必要があると考えられる。しかし、津波の予測結果の理解や各種津波防災対策手法の評価には専門的知識が必要である。このため、地区住民が津波防災対策計画を立案する際の参考となる「手引き」が提供されていることが強く望まれる。このような地区の実情に合わせた津波防災対策計画の策定に特化した「手引き」を、産学官、市民団体、その他の多様な関係者が分野横断的に協働して2024年を目途に公表することを目指して、2019年10月に国際津波防災学会に津波防災対策検討分科会が設立された。

 2021年7月9日に開催された第2回公開検討会では、「地区住民による津波防災対策計画立案のためのガイドライン」の骨子案についての意見を広く求めた。今回の第3回公開検討会では、前回の参加者のご意見、ご提案を踏まえて作成した「地区住民による津波防災対策計画立案のための手引き」の目次の詳細と編集・公開・普及に関する意見を広く求めることを目的として開催する。

参考:2回公開検討会 開催記録

注)これまでは、集会名その他で「ガイドライン」を使用していましたが、本分科会が作成するのは、地区津波防災対策計画の「手本・見本」ではなくて、地区の実情に合わせて津波防災対策計画を作成する際の「参考資料」であることを強調するために、「手引き」に変更しました。


プログラム

12;40 開場

13:00 開会挨拶・趣旨説明

市川 洋(津波防災対策検討分科会 幹事)

第1部 基調講演

13:05 講演1 津波浸水予測手法~設定条件の基礎知識~ 講演概要PDF スライド

星上 幸良(日本大学理工学部海洋建築工学科准教授)

13:30 講演2 宮古市の津波防災対策について 講演概要PDF スライド

芳賀 直樹(宮古市役所危機管理監)

13:55 休憩

第2部 「手引き」の構成

14:05~15:05 説明 市川洋(津波防災対策検討分科会 幹事)

「手引き」全体の目次案とその詳細についての説明と質疑応答

15:05 休憩

第3部 総合討論

15:15~15:55 司会:浜田英外(津波防災対策検討分科会 幹事)

「手引き」の編集・公開・普及の進め方などについての意見交換

15:55 閉会挨拶

浜田英外(津波防災対策検討分科会 幹事)

16:00 解散

16:30 閉場

開催報告

  後日公開