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アスリートにとっての鉄分｜ジャッカル鉄分とはこの言葉を聞いてどういったことを想像するだろうか。一般的な理解としては、不足すると貧血や立ち眩みなどそんな印象だと思います。今回は、アスリートにとってという面に絞り「鉄分」がどれだけ重要な役割を担っているかという点を記載していく。鉄分の役割血液の成分の一つに”赤血球”があるが、この赤血球には、ヘモグロビンというたんぱく質が含まれおり、このヘモグロビンは、鉄イオンを利用して酸素と結合する性質があり、肺から取り込まれた酸素を体の隅々へ運搬します。つまり、簡単に言うと、赤血球は、身体中を巡りながら脳・筋肉など全身に酸素を供給する役目をします。アスリートにとって

サプリメントについて｜ジャッカル私は、製薬＆食品業界で開発研究を仕事としています。みなさん何かしらのサプリメントを飲んでる方が多いと思いますが、そのサプリメントのことについてどれだけ考えたことがあるでしょうか。まず基本のサプリメントについて知ってもらうために情報を記載します。例えば、同じ成分の製品で「A社製品」と「B社製品」を比べたときどちらを買いますか？ ①A社 1袋500円　有効成分量：10mg　剤型：カプセル ②B社 1袋1000円　有効成分量：10mg　剤型：錠剤普通に考えると「同じg数」ならば、大半の人がA社品を買うと思います。しかし、少しよく考えると以下を把握していますか？ &nb

疲労とはなにか｜ジャッカル疲労が溜まって… ピーキングしたい。テーパリングしたい。疲労抜きする。色々いうが、『疲労の定義』は理解しているだろうか？読み進める前に自分がどこまで考えているのか一度考えてほしい。さて、パッと答えれる人はいただろうか。自分も疲労についての製品を担当していた際に、改めてよく考えたのがキッカケで気づけただけなので、みんなも何を指しているかも自分で分からなかったのであれば、まずレストや疲労抜きを語る段階にないので、是非理解していただきたい。疲労の定義とはまず、疲労には明確に定義がある。（日本疲労学会） https://j-fatigue.jp/ １．疲労とは過度

暑熱順化について｜ジャッカル【暑さ対策のトレーニングは必要か】結論から。必要。高温化では、自分が思っている以上にパフォーマンスは落ちる。というのも、身体を動かす源となる”血液、筋肉、内臓”などほぼ全てがたんぱく質で構成されているが、この「たんぱく質」は、熱の影響を受けやすく、これ以上熱を持ち過ぎないよう、体温を下げるように、運動能力を下げて体温を下げようと脳が動きを制限します。（42℃になっただけで、死の危険にさらされるのも「たんぱく質」が変性してしまうからです）例えば・水は「水⇔水蒸気」と状態が変わっても、温度の上げ下げで元に戻る。 ⇒これを、可逆反応と言う。・卵は「生→焼く」という工程で温度

塩分は摂ったほうがいいの？｜ジャッカル「長時間運動中はナトリウムを積極的に補給しましょう」トライアスロンやマラソンをされている方なら、一度は聞いたことがあるフレーズではないだろうか？塩タブレットやナトリウムカプセルを摂ることが、まるで“正解”かのように語られている。しかし、本当にすべての人にそれが必要なのか？私は、日本人の食生活を踏まえると、その前に考えるべきことがあると考えている。夏場のトレイルランやトライアスロンで「脚が攣った」「パフォーマンスが上がらない」という声をよく聞く。そしてその原因として「塩分不足だから塩をとれ」と勧められることが多いが、それただのメーカーがモノを売りたいためのただの策略だと思い

塩分は大事。でも、それ以上に知っておくことがある。｜ジャッカル前回も記事で書いたが、トライアスロンやマラソン界隈で「塩分補給の重要性」がよく話題になっている。確かに、汗と一緒に体から出ていくナトリウムを補うことはパフォーマンス維持のために欠かせない。でも、みんな大事なことが抜けて落ちているように思う。暑いからって塩分を意識しすぎるともっと大事なことを見失う。アイソトニックとハイポトニックドリンクの分類になるが、大きく分けて2種類ある。ひとつはアイソトニック飲料。もうひとつがハイポトニック飲料。ざっくり言えば、アイソトニック＝体液に近い濃度（浸透圧が高い）ハイポトニック＝それよりも薄い（浸透圧が低い）

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