4日、東洋町ポンカン振興対策協議会の第2回総会が開催され、コロナ禍ではありましたが生産者代表4名を含む15名が出席しました。
まず安芸農業振興センター室戸支所から、ドローン防除実証やシカの樹皮剥ぎ被害調査結果、低樹高モデル園設置等の活動報告があり、JAからはサニーマート出荷2年目の販売概況、大幅な出荷規格見直しによる精算価格上昇見込み等の報告がありました。
次年度は地域おこし協力隊員獲得のためのさらなるPR強化と、産地導入予定の防除用ドローンの導入支援、中原鳥獣被害対策専門員を中心としたシカやサル等の有害鳥獣対策強化を図ることが計画に盛り込まれ、活動報告やその他の議案も含めて全会一致で可決されました。
質疑応答の中で生産者からは、次年度は表年のため、相当数の規格外品が出てくることが想定されるため、協議会として加工用果実の受け入れや加工品開発等ができないものかといった意見が出され、地域支援企画員がアドバイザーを当たり、受け入れの可能性も含めて勉強会を開くこととなりました。
次年度も協議会が一丸となってポンカン産地維持に努めていくことをこの総会で再度確認しました。
総会風景
活動報告をプレゼンする普及指導員