先週頃から気温も下がってきてポンカンの色づきが進んできました。
生見のポンカン山では、各生産者が収穫用のコンテナを園地へ持ち込んで収穫準備を行っています。このような光景はこの時期の風物詩となっています。本数の多い生産者でそのコンテナ数は4000個もあります。
いよいよ、今月下旬ごろから本格的なポンカンシーズンが始まります。
カラタチ台のポンカンの着色状況
道路脇に積み上げられた大量のコンテナ
ユリの球根コンテナ利用の生産者も
モノレールで各段に置いていきます
11日、甲浦柑橘部役員会が開催され、協議会の取り組み経過を報告しました。
マルチ試験は若干肥大が抑えられていること、ドローン防除は今年は雨が多かったこともあり手散布に比べ発病度に差はなかったが、労力は81.6%削減されたこと、シカの樹皮剥ぎ被害調査では、調査途中段階の報告として、約1700本中、これまでに1300本(76%)が樹皮剥ぎ被害に遭い、中でもここ1年以内に被害に遭った樹が139本(8%)あったことを報告。
役員からは、「ドローン防除のコスト的な試算が欲しい」、「シカの調査はこの結果を受けてどうアクションを起こすのか」といった質問が出ました。
タイベックマルチ試験(9月6日)
黒点病のドローン防除
昨年、被害に遭った樹
複数年に渡り被害に遭っている樹