令和3年度は、協議会メンバーで手分けして、組合員の園地すべてについて1樹ごとに被害実態を「1年以内」「1年〜3年」「4年以上前」の3段階に分け調査を行います。
初日は鳥獣被害対策専門員と営農指導員、支所職員とで生産者1名のほ場について調査を実施しました。被害実態を先述の3段階に分け、ドローン空撮画像上に落とし込んでいきました。
急峻な段畑での調査は、平面的な空撮画像では段や樹の境がわかりづらく、250樹調査するのに2.5時間を要しました。
結果から80%を超す樹が樹皮剥ぎ被害を受けていることが明らかとなりました。今後、他の生産者についても同様の調査を行い、産地全体としての鳥獣被害対策について検討していきます
被害を調査する中原専門員と池知営農指導員
調査基準
被害実態を空撮画像上へプロット