2回目のドローン防除を行いました!
7月27日

 7月27日、先月10日に続くドローンによる2回目の黒点病の防除を行いました。統計史上最長となる62日間にも及ぶ梅雨により防除タイミングが遅れ、積算雨量が黒点病の再散布基準を大幅に超えての再散布となりました。

 快晴で真夏日に近いような天候の中、午前中の生見パイロット山の急傾斜園地には、東洋町ポンカン振興対策協議会メンバーや甲浦柑橘部員ら16名が、午後のナベシコの平坦ほ場では12名が実証状況の見学に訪れました。

 参加者はドローンのスムーズな動きや薬剤散布時間の早さに感心し、また防除後の樹への薬液の付着状況について「しっかり中までかかっている」と散布精度の高さに驚いていました。この日は日本農業新聞社、高知新聞社、NHKが取材に訪れ、西内協議会長は「梅雨の合間に効率的に防除が行える」「収穫果実への防除効果がしっかり現れるなら利用していくのもよいのでは」と、今後のドローン導入の可能性について言及していました。

 今後、9月に予定している3回目の黒点病防除を経て、収穫果実の黒点病発病度の調査を行い、ドローン防除の効果判定を行う予定です。

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 「東洋町ポンカン園地でドローン実証試験」

パイロットの段畑での防除を見守る甲浦柑橘部員

NHKの取材に答える西内会長

午後の参加者全員で記念撮影!