スライドと呼ばれる部分を伸び縮みさせながら演奏するのが特徴の金管楽器。俊敏な動きは苦手ですが、スライドを生かして音を滑らかに変えるグリッサンド奏法は他の楽器には真似できません。スライドに印やストッパーはなく、演奏者の感覚でスライドを操作しています。
讃美歌の伴奏として利用されていた宗教楽器だったため、神聖なイメージからオーケストラはあまり用いられず、初登場したのは他の楽器よりも遅いです。昔はアルト・テナー・バスの3種類1組だったのですが、いつの間にかアルトは使われなくなりました。
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