鳥取東高等学校創立百周年記念募金事業への寄付について( 御礼 )
拝 啓
初夏の候、会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、大正11年(1922年)6月に文部省によって設置の認可がなされ、大正12年(1923年)4月1日に新入生104名を迎えて鳥取県立第二中学校が開校しました。その後、昭和28年(1953年)にそれまで普通科、工業科、農業科で構成されていた「総合制の鳥東高」が普通科単独校「鳥取東高」として独立して、今年で創立百周年を迎えることとなりました。同窓生の皆さま方の思い出として強く残っている「東高祭のシンボル作り」「市中行進」「臨海教育」「高原教育」等は、現在ではその歴史を閉じ、「氷ノ山でのスキー研修」「バス、飛行機等での県外研修旅行」等に変遷していると聞いています。一方で、開校以来の伝統である「生徒信条」「鳥取東高気質」は脈々と受け継がれているように思えます。この母校鳥取東高の歴史と伝統が、来るべき次の世代へとつつがなく継承されていくのを支援することが、同窓会の大きな役割であると言えます。
この度の母校の創立百周年に際しまして、同窓会の記念事業にご理解をいただき、多大なるご寄付を頂戴いたしましたこと、衷心より感謝申し上げます。皆様からのご厚意はしっかりと母校の発展のために使わせていただく所存でございます。皆様におかれましては、引き続き同窓会へのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
敬 具
令和4年6月吉日
鳥取東高等学校同窓会 東雲会
会長 石丸文男(山脈24回)