研究業績

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著書  Books

田島知之 (2022)群れない類人猿—オランウータンの関わり合いから見える「集まらない」社会性』河合香吏(編) 「生態人類学は挑む SESSION 5 関わる・認める」, 京都大学学術出版会. pp. *出版社リンク

・単独になりがちなオランウータン、努力して群れるゴリラ、離合集散するチンパンジー、いくつもの集団を生きるヒト。 霊長類とヒトの比較から、「他者とともに生きること」の広がりを知ることができる内容となっています。わたしは第2章でオランウータンの「集まらない社会性」について書きました。

田島知之ほか (2016)『はじめてのフィールドワーク①アジア・アフリカの哺乳類編』東海大学出版部, pp. 1–37.  *Amazonリンク

・オランウータン研究を始めるきっかけとなった動物園での発見、その後ボルネオ島へ渡り研究を始めた当時の話をコラムを交えて書いています。単なる苦労話にならず、皆さんにフィールドの楽しさを伝えられるよう意識して書きました。9者9様のエピソードがあります。小学生から大学生、大人の方までぜひ読んでみてください。

岩田有史, 田島知之. (2016)「贈与以前-ヒト科類人猿の食物分配-」In: 岸上伸啓(編)『贈与論再考-人間はなぜ他者に与えるのか』臨川書店, pp.42–69 

・国立民族学博物館の共同研究会への参加・発表を経てまとめた成果論文です。岩田さんがゴリラの、私がオランウータンの分配の観察事例を持ち寄り、ヒトと類人猿の分配に見られる共通性を論じ、「贈与の前駆体」について考察しました。

学会発表(国際)

学会発表(国内)

受賞

研究費獲得歴