田島 知之(たじま ともゆき)

大阪大学 COデザインセンター 特任講師(常勤)

東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 共同研究員

京都大学 野生動物研究センター特任研究員

NPO法人 日本オランウータンリサーチセンター 理事

学歴

2000.4-2003.3  東京都立国立高等学校

2004.4-2008.3  京都大学 農学部 資源生物科学学科(畜産資源学分野)

2008.4-2010.3  京都大学 大学院理学研究科 生物科学専攻 動物学系 修士課程(指導:山極寿一

2010.4-2016.3  京都大学 大学院理学研究科 生物科学専攻 動物学系 博士後期課程(指導:山極寿一・中川尚史

2018.7.23        同上修了、京都大学博士(理学)の学位を授与される

職歴

2010.4-2013.3 日本学術振興会 特別研究員(DC1)

2013.6-2015.3  京都大学大学院理学研究科 リサーチアシスタント

2015.8-2016.1  京都大学高等教育開発推進センター オフィスアシスタント

2016.4-2018.7  京都大学大学院理学研究科 教務補佐員

2018.8-2019.9   京都大学大学院理学研究科 研究員

2019.4-2019.9   龍谷大学 非常勤講師(「動物の自然誌」15回を担当)

2019.4-2019.9   広島市立大学 非常勤講師(「自然人類学」15回を担当)

2021.4-2021.9   龍谷大学 国際学部 非常勤講師(「環境人類学」15回を担当)

2019.10-2022.8  京都大学  学際融合教育研究推進センター  宇宙総合学研究ユニット  特定助教

2022.3-2022.8     米国ワシントン州立大学  人類学研究科  客員研究員 (受入研究者 ボニー・ヒューレット博士

2022.3-2022.8     日本学術振興会 海外特別研究員

2022.9-現在       大阪大学COデザインセンター 特任講師(常勤)

2022.9-現在        (兼)大阪大学超域イノベーション博士課程プログラム 特任講師

教育歴

2015.8-2016.1  オンライン講義  "Evolution of the Human Sociality: A Quest for the Origin of Our Social Behavior" edX  教材作成

2018.7  中京大学「生物学」(前期 講義1回を担当、松原幹 講師による招聘)

2018.4-2018.9  京都大学 理学部 MACS教育プログラム SG6「自然科学へのゲーム理論的アプローチ」アドバイザー

2019.4-2019.9  龍谷大学  共通科目 「動物の自然誌」(前期 90分×15回)

2019.4-2019.9  広島市立大学 「自然人類学」(前期集中 90分×15回)

2021.4-2021.9  龍谷大学  国際学部「環境人類学」(前期 90分×15回)

2019.10-2022.8   京都大学  宇宙総合学研究ユニット  航空宇宙人材育成プログラム 担当者(実習講義・ゼミを担当)

               京都大学  全学共通科目「宇宙学」(後期リレー講義 90分1回を担当)

2023.4-2023.9  大阪大学 COデザイン科目「現代ヒト学入門Ⅰ・Ⅱ」(90分×16回分担)及び「現代ヒト学入門Ⅲ」(実習)

2023.10-2023.12  大阪大学 超域イノベーション博士課程プログラム 「課題解決フィールドスタディⅢ」(90分×8回 主担当)

2023.5                慶應義塾大学文学部総合教育科目「孤独と共生」(90分1回を担当)

主要な海外フィールドワーク歴

2009.1-2009.2 セピロク・オランウータン・リハビリテーションセンター(マレーシア・サバ州)

2010.7-2010.11  セピロク・オランウータン・リハビリテーションセンター(マレーシア・サバ州)

2010.12-2011.4  セピロク・オランウータン・リハビリテーションセンター(マレーシア・サバ州)

2011.7-2012.3  セピロク・オランウータン・リハビリテーションセンター(マレーシア・サバ州)

2019.8-2019.9  ダナムバレイ自然保護区(マレーシア・サバ州)野生オランウータンのDNA試料採取のため

2020.2-2020.3  アリゾナ大学 Biosphere2(アメリカ・アリゾナ州)人工閉鎖生態系を用いた研究と教育のため

セピロク・リハビリテーションセンター(マレーシア・サバ州)

マレーシア・サバ州に1964年に設立され、母を失い孤児となったオランウータンを野生に返す取り組みを行う施設です。孤児は森林保護区の中に放され、自由に生活しています。私は大学院でこの森に通い、半野生状態のオランウータンの行動を研究しました。

ボルネオの友人たち

大学院ではボルネオに長期滞在してオランウータンの繁殖戦術都社会行動を研究しました。現地の友人から森の歩き方から、マレー語、ボルネオの文化まで広く学びました。国籍は関係なく、同じ同世代の若者として彼らと森で過ごした日々は私の大きな財産です。

バイオスフィア2(アメリカ)

2019年から世界一巨大な閉鎖実験施設 Bioshere2にて、日米学生を対象としたフィールド教育に取り組みました。宇宙で人類が生存するために必要な環境と社会的要素は何か、アリゾナ大学・NASAと協力して研究しました。

ダナムバレイ森林保護区(マレーシア・サバ州)

希少なボルネオの原生熱帯雨林が残されたダナムバレイでは、日本人研究グループが15年以上、野生オランウータンの長期生態調査を続けてきました。私は2011年から参加し、どのようなオスが子を残すのか、繁殖戦術を研究してきました。

学会活動

資格

外部資金獲得(全て代表者)