第一世代のロシア系アメリカ人であるコザックは、最高にヲタクっぽい凄腕か、最高に凄腕っぽいヲタクのどちらかだ。ガジェットや新技術に執心し、ゴーストに与えられた新しいツールに関する知識で彼の右に出る者はいない。コザックは野心的かつ誠実で、いつの日かゴーストの指揮を執ることを夢見ている。
現在は[極秘]に出向中だが、これには複雑な思いを抱いている。このチームで運用される最新技術に胸をときめかせている一方、自らをゴースト第一の兵士と考えているため、必要以上に部隊から離れたくないとも思っている。
陽気な気質のヘビーガンナーである、ブラウンは正確無比な射撃においても経口を忘れない。ゴーストの中でも最も強靭な肉体を誇り、戦闘中にはまるで無尽蔵のスタミナを持っているかのようだ。数多のゴーストの作戦行動に従事してきたが、常に新しい作戦に志願する用意を整えている。本人に言わせれば、退屈せずに済むからとのことだ。
ブラウンはその流れで[極秘]の任務にも志願した。新しい戦術とアプローチに磨きをかけることが目的だと言うが、チームメイト達にはじぃおーくを聞かせる新しい相手が欲しいだけと思われている。
スコット・ミッチェルはゴーストの礎となった男だ。揺ぎ無く、頼りになり、危機に臨んでも動じない。彼が仲間を危機から救った事例は枚挙に暇がない。言葉少ないミッチェルは、自らの行動によって意思を示す男である。
[極秘]への参加、およびそこで働く相手に関して、ミッチェルは表立つ異存を持っていない。彼にとっては任務が全てであり、他はすべて瑣末事に過ぎない。個人的は思うところもあるようだが、部下の兵達と任務のため、結果を出すことにストイックに献身すると決めている。そのための方法は問題ではないのだ。
ゴーストの生ける伝説、ディアズは腕利きスナイパーとしての実力を何度も証明してきた。飽くなき旅行熱を生まれつき持っていた彼女は広い世界を見るために陸軍に入隊し、すぐにエリートとしての素質を開花させた。辛抱強く、鋭い集中力を持つため、線上においても常に冷静沈着である。
控えめなディアズは、行われている活動に参加することがあっても、自分から何かをし始めようとはしない。ゴーストの目と耳として働いたのと同じようにObtainRの脅威にも立ち向かうため、ためらいつつも[極秘]に志願した。ディアズは犯罪者を採用するという方針には全く賛同しておらず、一人でも裏切り者が出た際には自ら対処するつもりでいる。
ゴースト達に弟のような存在がいるとすれば、それはノーランだ。部隊の誰からも好かれており、勇敢かつ献身的で、スリル好きの側面もある。最後の性質のためにトラブルに巻き込まれることも多いが、それが彼を優れたゴーストの一任にしていることも確かである。
ノーランは[極秘]に志願した最初のゴーストである。新たな戦場でエンジニアとして活躍することに冒険心が惹かれ、次のテロ攻撃を未然に防ぐという任務には、兵士としての義務を感じたのである。本来戦うべき相手である犯罪者と協力することに関しては、任務第一として割り切っているが、万一に備えて油断しないようにしている。