司令。エリートスクワッドへようこそ。私はマックス・クレイモア大佐。コールサインはイーグルワンだ。新しいタイプの敵が出現した。ドローンではない。武装された人工ソルジャーだ。
どういう狙いがあるのかはわからないが、このアンドロイドは両方の勢力からスペシャリストを捕獲している。我々が掴んだ情報ではG1Uが捕虜になり、ナイチンゲールの付近にとらわれている。G1Uはファントムの一人であり以前はゴーストに所属していた。敵に渡すわけにはいかない、機密とテクノロジーを保有している。G1Uの安全を確保して本部に連れ戻さなければならない。
これは極秘ミッションだ。素早く襲撃をかけて、手に入れられる機密はすべて手に入れ、民間人への被害を最小限に抑えてほしい。本部としてはこの作戦が明日の一面に載るような事態は避けたい。幸運を祈るぞ!
おはよう司令。君が集めてくれた機密のおかげでこのアンドロイドはオブテイナー社の開発したプロトタイプだということが判明した。オブテイナー社は、Dr.カリーヌ・カールセンとDr.テオドール・クレインが創設した世界規模のロボット開発企業だ。
さて、悪いニュースだ。フォースエシュロンのエージェント、アンナ・グリムスドッテイルが秘密の会合に向かっている途中でオブテイナー社の舞台に捕らわれてしまい、現在マルタのバレッタに高速されている。我々は君を派遣することにした。グリムスドッティルが国家機密を吐いてしまう前に彼女を奪還するのだ。出動せよ!
おめでとう、司令!バレッタでのミッションは成功だ!本部は君の戦場での働きに満足している。世界の精鋭スペシャリストが君の指揮下にある。この調子で頼む。期待しているぞ!
アンナ・グリムスドッテイルは無事、本部に戻ってきた。囚われている間、グリムはアンドロイドの内部コンピューターへのハッキングをなんとか成功させたようだ。連中はシンガポールで決定的に重要な何かを守っていることが判明した。衛星の画像から判断する限りでは、連中は市場の近く前進作戦基地を作ったようだ。現地に到着したら、オブテイナー社の先遣パトロール部隊を掃討し、次の作戦についての機密を集めるのだ。警戒を怠るな。
シンガポールでは素晴らしい活躍だった。そのおかげで君が救出した捕虜から事情聴取をすることができた。Dr.カリーヌ・カールセンはオブテイナー社の創設者のひとりだ。様々な難局を経験してきた人だが、我々に協力してくれている。
カールセンによれば、彼女の共同創設者であるDr.テオドール・クレインが会社を腐敗させたらしい。クレインはC²というAIを作り上げた。これは世界規模で展開されるオブテイナー社の作戦を統括するものだ。大規模なサイバー攻撃を生き延びた後、C²は工場労働者の全員を締め出すことで復讐を図った。大量生産の警備アンドロイドが防衛目的で使われたのはこれがはじまりだった。カールセンはC²をシャットダウンしようとしたが失敗した。クレインは自分とC²が「新しい超兵器」を開発していることを打ち明け、彼女を閉じ込めた。
カールセンはC²のAIのソースコードが含まれているハードドライブが、マンハッタンの貸金庫に入っていると言っている。オブテイナー社より先にそれを確保するのだ。C²はシャットダウンしなければならない。
司令。マンハッタンでは素晴らしい戦いぶりだったな。しかし残念ながらC²のハードドライブはオブテイナー社が持ち去ってしまった。Dr.カールセンはなんとしてもソースコードを自分の手に入れなければならないという構えだ。彼女と協力するのが正しい決断だったらいいのだが。
衛星からの画像によれば、オブテイナー社はブルックリン橋を通って逃走する計画らしい。ハードドライブを運んでいるぞ。ハードドライブは無傷で手に入れなければならない。ソースコードが必要なのだ!
良く戻ってきてくれた。マンハッタンでは素晴らしい働きぶりだったな。グリムとDr.カールセンがC²のソースコードを解析中だ。C²のデータベースには軍事戦術や武器の設計図、連中が捕えたエリート・スクワッドのメンバー全員のデータが入っているとのことだ。
オブテイナー社の精鋭で構成された分遣隊がロンドン国際空港に侵攻している。君が橋で回収してきたアンドロイドにハッキングをかけたところ、連中は付近のコマンドビーコンから命令を受け取っているようだ。ビーコンを破壊する必要がある!
司令、あまり時間は残っていない。C²は我々が考えていたよりも賢いようだ。オブテイナー社のロンドン襲撃は陽動だったことがわかった。輸送コンテナの中からコマンドビーコンを発見したが、そのコンピューターの中には次段階のC²の作戦についての機密が含まれていたのだ。
オブテイナー社はエリート・スクワッドのスペシャリストのコピーである第二世代型アンドロイド兵士のプロトタイプを製造している。だからこそオブテイナー社は我々のソルジャーを拉致していた。C²はニューラルリンクを開発した。人間を持ち運び可能なハードドライブのように扱うものだ。このシステムはより望むものを抽出できる。セキュリティコードやミッションの機密など、我々の知っていることはすべて、C²も知ることができる。我々のスペシャリストが危険にさらされている。
C²は我々が真相に辿り着いたことにも気付いている。アメリカ及びヨーロッパ中にプロトタイプ製造施設の偽のシグナルを出している。だが、グリムがボリビアに本物の施設があることを突き止めた。行方不明になったスペシャリストを奪還して施設をシャットダウンするために出動しなければ!
オブテイナー社のプロトタイプ製造施設が停止されたので、次の作戦はDr.テオドール・クレインを確保するものとなる。君の集めた機密によって、第二世代アンドロイドは彼の計画の一部に過ぎないことがわかった。
グリムとDr.カールセンが、オブテイナー社が海上浮遊型、完全自動式の超巨大アンドロイド製造施設を建造していることを突き止めた。とてつもない技術だということだ。艦隊を沈められる火力があるという話だ。その強化船体の形状を見るにクレインは国際水域の氷海に向かうつもりのようだ。
クレインは現在名古屋の別荘に滞在している。付近の個人所有の造船所で彼の超兵器は完成済みだ。セキュリティは厳重のようだ。司令、君にはその別荘に潜入してDr.クレインを捕えてもらいたい。チームの準備を整えるのだ。ここで終わらせるぞ。