俺はコール・D・ウォーカー。アメリカ合衆国特殊部隊の元部隊員でありウルブズのリーダーだ。はっきりさせておきたいんだが、ウルブズは自らの理想に忠誠を誓っている。だが、生き残るためには昨日の敵と共闘しなければならないときもあるわけだ。今回がまさにそうだな。俺たちはサンフランシスコの本部で、ジョン・ブラウンズ・アーミーとの会談を申し入れた。ジョン・ミンが窓口になってな。この新たなる共通の敵について話し合う必要がある。
ここ数週間、新たな敵のほうが戦略的、技術的優位を誇っている。連中は俺たちのことを「有名な犯罪者集団」だと思って狙いをつけている。連中の技術はかなりのものだ。どれだけ銃を保有しようと、孤立していては連中の餌食になるだけだ。
サンフランシスコでの会談には邪魔が入った。あのアンドロイドどもが真正面からジョン・ミンの正面ドアに殴り込みをかけてきやがった。俺たちは接近戦の準備が整っていなかった。JBAは俺たちにはめられたといって非難してきている。
空中からの支援を受けて脱出しなければならない。ゴールデン・ゲート・ブリッジに向かうが、まだ一緒にやるつもりはあるか?今回に関してはお前の力が必要だ。
敵がうろついている。橋を抜けるのは簡単ではなかった。JBAは俺にはめられたといって非難してきている。ミンが生き残れたのは俺のウルブズが助けたからなのに!
そして今、サンタ・ブランカ・カルテルのボス、エル・スェーニョが助けを求めている。ボリビアの「仕事仲間」の一人、エル・ヤヨから今し方連絡を受けたところだ。アンドロイドの大軍団が連中の屋敷に降り立ったんだ。俺の情報提供者によれば、この人工ソルジャーの製造元はオブテイナー社だ。エル・スェーニョにとっては警察は望ましくない。というわけでこの任務は目立たないように済ませたいところだ。ミンに俺が二重スパイじゃないってことを証明するためにウルブズはボリビアに行って襲撃を阻止する。犯罪組織のボス全員が同盟を組んで支援しあう必要があるぜ。
大敗北を喫したな。あの襲撃は通常の奇襲じゃなかった。オブテイナー社にイタクァを掌握されたな。俺達にはあの拠点を取り戻すだけのリソースはない。こうなったら、ボリビアから脱出するのが最善だろう。部隊を再編成し、生き延びて戦いを続けるんだ。さて、俺達にはパイロットもいるし脱出計画もあるが、滑走路にも敵がいる。強烈な一撃をお見舞いしてやれ!容赦は無用だ!
ボリビアから脱出できたのはひとえにためらわずに攻撃を行ったからだ。いくつかいいニュースがある。情報提供者がオブテイナー社本部の位置を特定した。アリゾナ州フェニックスだ。連中のアンドロイドはJBAとサンタ・ブランカの本部を破壊しやがった。今度は俺たちが逆襲してやる番だろう。あの技術を手に入れることができれば、連中を倒すことができるだろう。オブテイナー社に殴り込みをかけにいくぞ!
悪いニュースだ。オブテイナー社の本部は俺たちの到着前にもぬけの殻になっていた。幸い、隠されていた回路図の束と秘密のコントロールセンターの位置を示した地図を見つけることができた。場所はマルタのバレッタだ。
バレッタに行き、オブテイナー社のセントラルコンピューターをシャットダウンする必要がある。アンドロイドを停止させて、連中の技術を確保できれば、俺たちもビジネスに戻ることができる。
我々の勝利だ!オブテイナー社のコントロールセンターが停止した。
さて、悪いニュースだ。オブテイナー社は我々の襲撃を予期し、数の勝る部隊でカウンターを仕掛けてきた。
チーム全員は真の戦士として戦ったが、今や囲まれてしまった。このままでは連中に狩られるのみだ。
その地域の特別部隊に出くわした。サム・フィッシャーが率いる部隊だが、ミンはマカオでやつと協力したことがある。フィッシャーは俺が尊敬する数少ないエージェントの一人だ。
オオカミは人間だろうが機械だろうが恐れることはないが、生き残るために生存本能には従う。チームがオブテイナー社に対処できるほど強くないとすれば、選択肢は協力することだけだ。
俺たちはオブテイナー社と戦争をし、食物連鎖の頂点の地位を取り戻す!