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本学の南側には、東京ドーム2つ分ほどの松木日向緑地があります。
緑地には様々な生物が暮らしており、私たち人間にとっても学びや憩いの場になります。
では、この緑地にはどのような自然環境があるのでしょうか? そして、私たちはこの自然とどのように関わっていけば良いのでしょうか?
今後、この緑地を地域社会に活かしていくためには、現状の分析が欠かせません。
そこで、生態学的なアプローチから以下の3つのテーマを検討しました。
竹林は管理不足によって急速に多様性を失ってしまいます。
人々の生活から離れてしまった竹林がどのように移り変わってきたのかを調査しました。
鳥のさえずりにはリラックス効果があり、学習環境の向上を期待できます。
緑地の鳥類をキャンパスに呼びこむため、松木日向緑地と本キャンパスにおける樹木と鳥類の関係を調査しました。
近年、里山の管理不足や人材不足が課題となっています。
緑地保全活動への学生の参加を促すため、どのような竹林が良い印象をもたれるのか調査しました。
緑豊かな南大沢には多くの生き物が暮らしています。
しかし、実際に都市部と比較したとき、そこに暮らす生き物に違いはあるのでしょうか。
都市部でも緑地でも見られる生き物にフォーカスをあて、この先の自然がどう変化していくのか、生態学的なアプローチから考えました。
メタ個体群とは、侵入・定着・絶滅を繰り返す複数の個体群である。
モチノキとその種子食性昆虫を対象に、都市部におけるメタ個体群の動態を調査した。
都市化によって緑地面積が減少しており、生物の生息適地も減少している。
ジョロウグモの体サイズを指標とし、都市部と郊外で生物量に差は生まれるのか検証した。
本学の南側には松木日向緑地が広がり、多くの生き物が暮らしています。
自然による景観やそこに暮らす生き物は、我々とどのような関係があるのでしょうか?
森林景観や生き物にフォーカスをあて、生態学的なアプローチから考えました。
松木日向緑地にはジョロウグモが生息しており、キャンパス内で共に生活しています。
松木日向緑地において、建物とジョロウグモの生態の関係性について調査しました。
森林や街路樹において、生物による枯死被害が発生しています。
枯死被害の原因が在来種か外来種かという情報によって景観に対する印象にどのような心理的影響を及ぼすのか調査しました。
2021年度PBLで行われた枯死被害に関する調査に、被害を受ける植物が在来種か外来種かという情報も加え、印象について調査しました。
カシノナガキクイムシという虫によって木が枯れる被害が近年拡大しています。
被害が今後どのように変化するのか、木の直径に着目して予測しました。
エコDRRとは生態系による自然災害を軽減するモノ!
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セイタカアワダチソウとは多年生帰化植物の一種。
人間の管理方法がいかに発生に影響を与えているのかフィールドーワークにより調べました。
顔の特徴・服の色・性別による体格の違いによってハトの逃避行動の違いを調査しました。
ルートセンサス法を用いてハトの分布、行動を分析し、餌の有無によるハトの行動の変化を調査しました。
ススキの分布調査から周辺環境を分析し、都立大でのススキの生育に適した条件を発見しました。