LeapMotionを使ったアクションゲーム。
テーマは怪盗(Noticeは予告状のこと)。ある施設へ潜入し、宝石を盗み、脱出するまでのタイムを競う。怪盗が、単なる泥棒と一線を画すのは、人々を魅了する手際の良さである。判断力、記憶力、精神力を駆使して、鮮やかに宝石を盗み出せ!
瑞穂嵩人, "Notice", 2020.
Unity (C#), LeapMotion, Inkscape
扉を開けて宝石の元まで潜入し、同じ道を通って脱出する。
各扉は、上下左右のいずれかの方向に開く引き戸である。
見た目からはいずれの方向に開くかわからないため、扉に手を触れたときの微妙な振動から判断する必要がある。
宝石に触れると警報が鳴り響く。赤いサイレンにも気圧されず、冷静に脱出する精神力が求められる。
また、潜入時と同じ道を通るため、扉の開く向きを記憶しておけば、脱出時間を短縮できる。
自分の手を振り回してプレイするので、壁や机に手をぶつけてしまう。
トラッキングと扉の接触判定がシビアで、なかなか開かないもどかしさに、つい力が入る。
いつの間にか踊らされている自分に、ハッと気づく (Notice)。
扉の枚数を自由に設定できる。レベル2では扉2枚、レベル10では扉10枚である。
枚数が多いほど、記憶する扉の開閉方向が多くなり、素早く脱出するための認知負荷が高まる。
潜入開始から脱出するまでの時間がスコアである。スコアに応じて、怪盗ランクが表示される。