「平子」「半ノ木」「坊主山」「明願」「御茶屋」「蛸畑」「中新田」から成立。
【平子】
傾斜しているところ。緩やかな傾斜地。
【半ノ木】
榛の木の生えていた場所。「若田」の旧字でもある。「半ノ木」の旧字は「立切」「折戸」等で、「立切」は立切杁から。「折戸」は山を下りたところを意味する。
【坊主山】
坊主頭型の丸い山。
【明願】
明願寺の略称。寺は現存しない。旧字に「細根」にまたがる「シゲ山」、「汐見坂」がある。「シゲ山」は開拓の遅れた山の意味。「汐見坂」は海が見える坂。
【中新田】
鳴海村の新田の一つ。字蛸畑、奥新田と対応し、初出は元禄4年で坊主山の一部を中新田と呼んだ。