研究室

小松原研究室に関心のある方は、

komatsubara.tetsuta[at]gmail.com （[at]を@に入れ替えて下さい）

までご連絡下さい。一緒に研究を楽しみましょう。

指導できる研究分野

神戸大学大学院国際文化学研究科言語コミュニケーションコースにおいて、以下の研究分野を専攻する、博士前期課程（修士課程）、博士後期課程（博士課程）の学生および研究生の研究指導ができます。関心のある方は、komatsubara.tetsuta[at]gmail.com （[at]を@に入れ替えて下さい）にご相談下さい。（大学院の募集要項も確認して下さい。）

1. 日本語、英語またはその他の言語を対象とする、意味論、文法論、語用論を中心とした認知言語学的研究

2. レトリックをはじめとする、言語使用の概念構造、構文構造、文体的効果、コミュニケーション機能に関する言語学的研究

専門領域

私の専門は理論言語学です。認知言語学とレトリックに関心をもっています。特に、以下の領域に関わる研究をこれまで行ってきました。詳しくは「著書・論文」の項目を見て下さい。

認知言語学

• • 認知意味論／概念メタファー理論／認知詩学

  • 認知文法／構文文法

意味論・語用論

• • 多義性／意味拡張／プロトタイプ理論

  • 間接発話行為／メタ言語／婉曲語法／修辞的効果

文法論・構文論

• • 助数詞・類別詞／アスペクト／モダリティ／ムード

  • 修飾構造／等位構造／条件節構文／使役構文

レトリック

• 文体論／文彩／言葉遊び／くびき語法／転移修飾

• 比喩／隠喩（メタファー）／直喩（シミリ）／換喩（メトニミー）／提喩（シネクドキ）

修士論文

1. 鈴木祥太. 2025. 「日本語の会話における曖昧性：「いいです」の聞き入れと断りの曖昧性に関与する文脈の諸要因」修士研究レポート. 神戸大学大学院国際文化学研究科.

2. 胡田美. 2024. 「SNSにおけるコメントの日中対照研究：スタンス・トライアングル理論に基づいて 」 修士研究レポート. 神戸大学大学院国際文化学研究科.

3. Sagawa, Hirokazu. 2022. Free Indirect Style in Literary Translation: Focusing on E. Seidensticker’s Works. Master Thesis. Graduate School of Intercultural Studies, Kobe University.

卒業論文

1. Okumura, Koji. 2025. How the Politicians Saw the COVID-19 Pandemic: Linguistic Analysis of Social Media Discourse of Political Leaders in the USA, the UK and Austria. Bachelor’s thesis. Faculty of Global Human Sciences, Kobe University.

2. 川島海月. 2025. 「記憶に残る広告キャッチコピーのレトリック：反復の修辞的効果」卒業論文. 神戸大学国際人間科学部.

3. 清水謙治. 2025. 「雑談のレトリック：音声メディアにおける笑い話の特性」卒業論文. 神戸大学国際人間科学部.

4. 寺田拓海. 2025. 「坂元裕二作品における長台詞の機能：『カルテット』の登場人物が用いるモダリティの機能の観点から」卒業論文. 神戸大学国際人間科学部.

5. 野首桜. 2025. 「大森元貴の歌詞にみられる陰と陽の対比：逆接表現と言葉の評価」卒業論文. 神戸大学国際人間科学部.

6. 丸岡美那. 2025. 「LINE メッセージにおけるほのめかし：非例示用法の『たり』のコミュニケーション機能」卒業論文. 神戸大学国際人間科学部.

7. 秋下空都. 2024. 「過去の経験の語りにおける直喩」卒業論文. 神戸大学国際人間科学部.

8. 西田咲. 2024. 「ファッション雑誌の目次からみるジェンダー・イデオロギー：批判談話研究のアプローチ」卒業論文. 神戸大学国際人間科学部.

9. 東耕平. 2024. 「人をイライラさせる言葉の特定：アンガーマネジメントを用いた実証的研究」卒業論文. 神戸大学国際人間科学部.

10. 豊川大貴. 2024. 「新奇的な『渋い』の意味の定着度と使用実態の実証的分析」卒業論文. 神戸大学国際人間科学部.

11. 市村桃子. 2024. 「SNSにおける「いいね」を生むレトリック：『バズる』ツイートを用例として」卒業論文. 神戸大学国際人間科学部.

12. 下迫珠々佳. 2024. 「J-POP歌詞における社会的背景と詩的構造：東日本大震災を背景に持つ楽曲の歌詞分析」卒業論文. 神戸大学国際人間科学部.

13. 山内陽生. 2023. 「映画中の会話からみるアイロニーの話し手とターゲットの関係性」 卒業論文. 神戸大学国際人間科学部.

14. 藤原汐里. 2023. 「『ツッコミ』の分類と組み合わせによる表現効果-おかしみの構造を基盤として-」 卒業論文. 神戸大学国際人間科学部.

15. 伊禮輝一郎. 2023. 「通時的意味変化からみる換喩：『携帯』の換喩的用法の増加と携帯の社会的受容の関係」 卒業論文. 神戸大学国際人間科学部.

16. 藤原望織. 2022. 「多義語『かわいい』の意味拡張とネットワーク－Twitterとコーパスの用例から－」 卒業論文. 神戸大学国際人間科学部. ［2021年度グローバル文化学科優秀卒業論文賞］

17. 藤島梨沙. 2022. 「人気J-POPソングの分析からみた心に残る言葉の修辞学的特徴」 卒業論文. 神戸大学国際人間科学部. 

18. 尾崎円香. 2022. 「J-POP楽曲における女性特有の換喩についての考察」 卒業論文. 神戸大学国際人間科学部.