この記事では、MetaMoJi ClassRoomを使って記録を残すと効率的な場面を紹介しています。マイボックス内だけでもできるような初歩的な活用方法です。この活用方法は簡単なのに、とても便利なので特におすすめです。どんな先生でも使えるように、様々な場面での活用を載せました。
下のアンケートでは、この記事の評価や質問、感想をぜひ教えてください。今後の活動の参考にしていきます。先生方の実践についても、ぜひ教えてください。
MetaMoJiのノートを「記録用紙」として使うと、印刷やファイリングをしなくてよくなり、確認も簡単になります。必要に応じて、動画や写真を追加できますし、配布もできます。
「保健室の来室記録」は、生徒が保健室に来た時間や症状、そのときの様子などを記入する記録用紙です。養護教諭が記入して、保管したり担任の先生に渡したりします。担任の先生はこれを見て、その生徒の授業中の所在や体調を確認できます。時には、生活習慣の乱れや生徒の悩みなどを知られることがあり、非常に重要なものです。
この記録用紙をMetaMoJiに準備して、記入していけば、印刷やファイリングをしなくてもよくなります。保管や担任の先生に届けるのも簡単です。詳しい方法は、こちらの記事(保健室の来室記録)で紹介しています。このほかに、健康チェックカードの点検にも使えそうです。
陸上競技のタイムの記録も、MetaMoJiを使うと効率よくできます。
記録用紙を印刷しなくても、MetaMoJiの中でコピーして配布や「ページを追加」していけます。ファイリングも不要です。生徒に個別に記録を書かせた場合は、モニタリング機能で生徒の記録をチェックできます。生徒が自分のタブレットからまた、三年間の記録をMetaMoJiで残せば、三年間の成長を簡単に見られるようになります。詳しい方法は、こちらの記事(タイムの記録)で紹介しています。
発表の様子を撮影した動画を「動画を追加」でノートに添付すれば、記録として残すことができます。ダンスや演奏、プレゼンテーションなどの授業で使えます。生徒はその動画を見て、改善や振り返りができます。先生は、生徒の評価に使ったり、他学年の生徒にお手本として、発表の様子見せたりすることもできます。
動画をノートに添付する方法は、こちら(動画を追加)で詳しく説明しています。
作品を「カメラから追加」や「写真/アルバムから追加」で、写真にして残せます。美術の作品や発表に使った模造紙などに、この機能は使えます。動画の場合と同じように、生徒の反省や評価、お手本としても使えて便利です。
写真をノートに添付する方法は、こちら(写真を追加)で詳しく説明しています。
面談のときには必ず記録を取りますが、これもファイリングが面倒です。たくさんの生徒の面談をしていると前回の面談の内容を忘れて、生徒に何度も同じことを聞いてしまうこともないわけではありません(私は卒業後の進路を生徒に聞いたときに「前の懇談のときと変わってないです」と言われ、思い出せなくて焦ったことがあります…)。
MetaMoJiで一つのノートに記録を残していくと、ファイリングはしなくてもいいですし、前回の面談をすぐに見直せます。詳しい方法は、こちら(教育相談・二者面談)で紹介しています。
部活動の試合や発表会、ボランティア活動などの記録にも使えます。フォームチェックやミーティングで動画を見たり、普段の活動や合宿の写真を見て、三年間の軌跡を振り返ったりできます。MetaMoJiは授業だけではなく、「先生や生徒の日常生活を記録していく」という使い道もあります。