代表のあいさつ

TCBTカウンセリングオフィス代表のの新明一星です。私は、2017年まで国立精神・神経医療研究センター(認知行動療法センター)で強迫性障害の認知行動療法、曝露反応妨害法の研究、臨床、治療法の普及活動を行なってきました。強迫性障害の治療は、薬物療法に並んで認知行動療法の効果が実証されており、私もこれらの治療に一定の効果があることを経験しています。ところが、治療を受けられなかったり、治療を受けても効果が得られないという声が多く聞かれます。エビデンスがある治療法であっても、発症の契機、パーソナリティ、心理発達などを見立てた上で、治療計画を行うことが重要です。未治療の方も、治療経験者の方も、ご家族のみのご相談も可能です。昨今、非常に強度の高い曝露反応妨害法で症状が悪化したとのご相談が増えております。曝露反応妨害法の効果は実証されていますが、取り組み方は患者さんそれぞれに違います。強度がありすぎても、なさすぎても治療はうまくいきません。また、準備の整っていない方もいらっしゃいますので、下記の動画もご参考になさってください。