探究活動

情報科学教育とPBL(問題解決学習)を有機的に融合した新しい高等学校の情報科学教育カリキュラムISEC-SET (Information Science Education Curriculum Based on PBL with Squeak Etoys)を2003年から開発し、これまで継続的に実践研究を進めてきました。(Squeak Etoysは、Scratch の前身にも位置付けられるビジュアルプログラミング言語です。)ISEC-SETでは、生徒が自分自身で研究課題(探究活動のテーマ)を設定し、その課題をプログラミング等を用いて分析・考察し、その過程および成果を論文やポスターなどの形式にまとめて、発表・討論することを最終到達目標としています。生徒の探究活動の事例を以下にまとめました。

情報ゼミ論文集.pdf

生徒論文集(堀川高校 情報ゼミ)

優秀論文は以下の通り。(一部抜粋)

〔1〕棒引きでの優れた戦略を探る
〔2〕適切な待ち合わせ場所の自動推奨プログラムの作成
〔3〕客入りの良いお笑いライブとは
〔4〕優れたキーボード配列とは
〔5〕堀川高校における講堂舞台の照明シミュレータ
〔6〕文章解析による照合プログラムの作成
〔7〕堀川高校における避難シミュレーション
〔8〕京都の渋滞シミュレーション
〔9〕音の反射
〔10〕体型変化シミュレーション

情報ゼミポートフォリオ.pdf

ラーニングポートフォリオ集(堀川高校情報ゼミ)

どのように探究活動を進めたかが分かるよう、下記の成果物(ラーニングポートフォリオ)により、学習プロセスの可視化を行った。

※上記の論文〔1〕~〔4〕に対応している。

※本成果物はJSPS科研費 JP22910012の助成を受けて作成したものです。