建造環境と子どものふるまいに関する研究
Education
背景・目的
現代社会において、子どもの体力・運動能力の慢性的な低下が問題視されている。なかでも、体の基盤が形成される幼児期において、子どもが1日の大半を過ごす保育施設の環境は、子どもたちの体力や運動能力に大きな影響を及ぼすと指摘されている。本研究は、建造環境と子どもの動き方・ふるまいの関係を定量的に明らかにし、得られた結果は、子ども達の基礎的運動能力の向上を目的とした建物を計画するための資料としてまとめることを目的とする。
成果
本研究ではこれまでに、鹿児島大学工学部稲盛会館および鹿児島県内の5つの保育施設にて、自由遊び時間における園児の行動観察調査を実施した。本調査においては、①傾斜地の積極的な導入、②仕上げ材料の選定、③構成要素の配置のばらつき、④植栽計画における樹種の選定、⑤空間の連続性や見通し、⑥半外部空間の配置が有効な設計要素になりうることが示唆された。今後は、より具体的な寸法体系や材料選択に関する指針の構築を目指し、より詳細な調査を行う必要がある。
修士論文
建造環境と子どものふるまいに関する考察 -保育施設における日常的な動作の観察 その2-
学士論文
建築空間と子どものふるまいに関する考察 -保育園における日常的な動作の観察-
建築空間と子どものふるまいに関する考察 -建築の空間形態と基本的動作の関係-