About

バリュー「誰もやっていないことをやり、かつ社会の役に立つ」

ミッション「フューチャー・デザイン:実験で未来の地球をデザインする」

ストラテジー「世界に通用する高い専門力をもった研究集団を目指す」

具体的テーマ2017「未来社会:AI時代における経済制度の設計」

※Keywords:心理+制度、行動経済学、実験社会科学、未来社会、AI、フィンテック、科学技術社会論、グローバル、文理融合

「田口研究室が歩んできた10年、これから歩む10年:2017年度からの研究室第2章スタートへ向けて」

田口聡志

2007年に同志社大学に誕生した田口ゼミはこれまで10年の歴史を持ち、「笑顔と拍手」をモットーに、多くの優秀な学生達を輩出してきた。皆で学び合う能動的な姿勢。向上心と優しさで包まれた仲間たちとの時間。タテとヨコの確かな絆。笑顔あふれる日々。これまでの10年は、かけがえのない素敵な時間であった。

そして 2017年、田口ゼミは、これまで築き上げてきた歴史に甘んじることなく、これから先の未来に向けて、新しく生まれ変わる決意をした。あえて厳しい道を選ぶ我々の新たなミッションは、「フューチャー・デザイン(Future design):実験で未来の地球をデザインする」。現代社会は多くの問題を抱えている。グローバル化、少子高齢化、AIと人間の共存、政治不安、国家財政危機、経済の二極化、貧困問題、環境問題。暗いニュースばかりの現代社会。そんな暗い気持ちを抱えたまま、我々は未来を迎えなければならないのだろうか。たとえば10年後の未来も、暗いニュースだらけの世の中なのだろうか。暗い顔をして、下を向いて、厳しい時代を生きなければならないのだろうか。そして、そんな「暗い未来」を変えることは、ついにはできないのだろうか。

そんなことはない。我々はそう断言したい。我々には、「実験」という武器がある。「人間心理」と「社会の仕組み」との関係を科学的に分析する「実験社会科学」研究で、我々は、みんなが明るい顔をして、上を向いて生きることのできるような、そんな希望あふれる未来社会の構築を目指す。そして、その実現のために、田口ゼミは、これからの10年で高い専門性を持った研究集団を目指し、最終的には「世界一」の実験社会科学研究室となることをひとつの目標としたい。

未来は待ってくれない。これからの新しい10年を、そしてその先の未来を、一緒に変えよう。田口ゼミ第2章の賽は投げられた・・・!