<2022年度>
新型コロナウイルスの影響次第では、下記授業開始日程や授業形態、試験方法に変更が生じる可能性があります。
「国際法I」(前期)
初回の授業は4月11日(月)から開始します。
本科目は感染防止対策を講じた教室内での対面を基本として開講し、Zoomを用いて同時配信を行います。詳細はシラバスを参照してください。
授業の資料提供や連絡事項はMoodle上に掲載しますので、受講者は定期的に確認してください。
【期末試験の全体講評】 ※解答例と講評、成績分布は法学部掲示板に掲示しています。
昨年度に続き本年度も受講者は多かったですが、出席要件を満たさずに不可の評価を付けざるを得ない受講者もいました。出欠状況について事前に確認したい場合は申し出るようにと試験前に周知していたにもかかわらず、試験だけ受けて出席要件を満たさずに採点の対象外となる受講者もいました。出欠確認の方法と成績評価の方法は事前にシラバスで公表していますので、しっかり理解して受講しましょう。もし授業内容や進め方等で合わないと感じた場合は、履修登録取消期間内に取消をしないと期末試験を未受験でも不可の評価となりますのでご注意ください。平均点は、コロナ禍で授業方法・内容を大きく変更した2021年度とほぼ同じ水準でした。任意レポートの提出や講演会等での質問など、学習への積極的姿勢を評価して成績が一段階上がる受講者も多くいますので、後期の授業でも自ら積極的に学ぶ姿勢を大事にしてください。
「国際法II」(後期)
初回の授業は10月3日(月)から開始します。
本科目は感染防止対策を講じた教室内での対面を基本として開講し、Zoomを用いて同時配信を行います。詳細はシラバスを参照してください。
授業の資料提供や連絡事項はMoodle上に掲載しますので、受講者は定期的に確認してください。
【期末試験の全体講評】 ※解答例と講評、成績分布は法学部掲示板に掲示しています。
前期の国際法Ⅰから受講者は減少しましたが、平均点は上回り、昨年度とほぼ同水準の採点結果になりました。電子機器類を含めて全て参照可の試験方式ですが、記述量が多いので配付資料を基に事前準備をしっかりしてきた人と、記述量が不十分な受講者との差が大きく出た結果となりました。説明問題では問いに対し、いかにポイントを掴んで掘り下げた説明ができるかが高得点を得られる鍵になります。任意レポートの提出の有無でも成績が一段階変わるほどの影響はありますので、良以下の評価だった受講者は、次年度の国際法Ⅲを受講する際にこれらの点に留意して取り組んでください。
「国際法II」(夜間主、後期前半)
初回の授業は10月6日(木)から開始します。
本科目は感染防止対策を講じた教室内での対面を基本として開講し、Zoomを用いて同時配信を行います。詳細はシラバスを参照してください。
授業の資料提供や連絡事項はMoodle上に掲載しますので、受講者は定期的に確認してください。
【期末試験の全体講評】
前年度の国際法Ⅰが国際法の総論、今回の国際法Ⅱが国際法各論に当たる分野ですが、国際法Ⅰの未受講者でも多くが及第点に達していました。本年度も対面と遠隔を併用しましたが、社会人学生にとっては遠隔のほうが学習し易かったようで、出欠状況が良好な受講者は成績評価も概ね優れた成績でした。授業内容は時事的な問題を素材としながら国際法の規範内容や日本に与える影響を中心に解説してきました。日々の世界の出来事や日本の対外政策が国際法の観点からどのように捉えられるかを意識して、今後も学びを続けてください。社会人として働きながらも知的好奇心と学習意欲があれば、ウェブサイト上で情報提供を行う各種講演会に参加して視野を広げ、学外のセミナーや懸賞論文などにも挑戦してください。
「国際法III」(前期)
初回の授業は4月8日(金)から開始します。
本科目は感染防止対策を講じた教室内での対面を基本として開講し、Zoomを用いて同時配信を行います。詳細はシラバスを参照してください。
授業の資料提供や連絡事項はMoodle上に掲載しますので、受講者は定期的に確認してください。
【期末試験の全体講評】 ※解答例と講評、成績分布は法学部掲示板に掲示しています。
本年度はロシアとウクライナの間の武力紛争や、核不拡散条約および核兵器禁止条約の会議もあり、国際法の観点から日本の安全保障に関しても考える素材が多くありましたので、受講者の関心の高さを反映して平均点も上昇し、答案もよく書けていました。他方で出席要件を満たさない受講者も一定数いて、試験を受けても採点対象外となり単位修得ができない受講者もいました。本授業は対面と遠隔を併用していて復習用動画も用意しており、当日中は出席コメントを受け付けるようにしていますので、毎回の授業内容を踏まえたコメント提出は難しくありません。履修登録した以上はしっかり課題に取り組んでもらいたいと思います。また、任意提出のレポートや講演会での質問を学習への積極的姿勢として評価していますので、期末試験の評価以外の加点要素で良好な成績を収めた受講者もいます。