こんな授業をしています
【数学】
【数学】
脳科学のある論文では、本当の頭の良さを「持っている知識を統合したり、何通りもの場合を考えたりして、漏れのない推論を作り上げる論理的思考力」と定義しています。
ところが、「塾で教える高校入試」と謳い、ベストセラーとされている某問題集の解説を読むと、下記【発想1】の一通りの解き方しか載っていません。他に【発想2】の解き方もあるのに、なぜこの解き方に辿り着いたのかも示されていません。しかも、【発想1】の解き方は応用が利かなく、それしか学ばなかった生徒は高校数学で行き詰まるでしょう。
すすむ塾では、考えられるあらゆる発想を示し、なぜこの発想は見通しが悪く、あの発想は良いのか、論理的に説明しながら核心に迫っていきます。
【問題】
a3+3a2b−a2−4a−12b+4を因数分解しなさい。
【発想1】
a3+3a2b−a3−4a−12b+4
=a3−4a+3a2b−12b−a2+4
=a(a2−4)+3b(a2−4)−(a2−4)
=(a2−4)(a+3b−1)
=(a+2)(a−2)(a+3b−1)
【発想2】
a3+3a2b−a2−4a−12b+4
=3b(a2−4)+a3−a2−4a+4
=3b(a2−4)+a(a2−4)−(a2−4)
=(a2−4)(3b+a−1)
=(a+2)(a−2)(a+3b−1)