2022.9.22-24

長大・九大・立命大・名大合同セミナー2022

9月22-24日に開催された2022年度4大学合同セミナーに参加しました。一昨年は新型コロナウイルスの影響でZoomによるオンライン形式、昨年は山口県下関での現地開催+Zoomのハイブリッド形式でしたが、今年度は事前に参加者全員がPCR検査を受けて、大分県九重にある九州国立大学研究所にて対面形式による開催となりました。今年は修士2人、4年生3人、3年生2人が参加しました (教員は育休中のため、あくまでボランティアとして参加)。

イベントの最初は、各大学の親睦を深めるためのゼミ紹介とレクリエーションです。発表資料をM1の吉良さん、B3の染矢さんと原口君の3人で作成し、発表をB3の2人が行ってくれました。3分と短い発表でしたが、うまくまとめてゼミの雰囲気を伝えてくれたと思います。その後のゲームでは、名古屋大学の谷川研究室との共同チームで臨みました。惜しくも2位の九州大学チームと僅差の最下位…残念!

合宿のメインは研究発表です。今年も昨年と同じ35件のエントリーがあり、当ゼミでは4年生から3名、修士生から1名が研究進捗を報告しました。例年以上にフロアの議論が活発となり、各自が他大学の学生さんや教員からたくさん質問を受けることができました。

また、当ゼミ生からも質問が相次ぎ、議論に積極的に参加できた点は、大変良かったと思います。大人数の前で質問するのは緊張しますが、その場で発表を聞いて考えて発言を重ねていくことは、思考力を鍛えるのにとても大きな力となります。

今年も非常にレベルの高い発表が多く、残念ながら当ゼミから優秀発表賞の受賞者は出ませんでしたが、皆さん持てる力を発揮してよく頑張れました。

発表の後はお楽しみの懇親会。会場が山の中だったので少し肌寒かったですが、BBQで大学間の親睦を深めました。発表のときはみんな真剣ですが、終わった後に話してみると気さくで話しやすい人が多く、普段できない繋がりがたくさんできていたように見えます。同級生同士で日頃の趣味について話し合ったり、先輩や教員の話を聞いて進路や就活について考えたりと、大いに盛り上がっていました。

普段の大学生活の中では、なかなかこういった機会はありませんが、外部の同じ分野で学ぶ人たちと交わることで、視野がとても広がります。

最終日は2日間の総括を行った後、各大学で解散。周辺は温泉街なので、男子は一風呂入ってから合流し、日本一の大吊橋に立ち寄ってお土産やランチを散策しました。

合宿に参加することは、学内で発表する以上にずっと大変なこともありますが、その分の見返りはとても大きいです。環境について学ぶ他大学の学生さんの発表内容や方法、質問の視点を肌で感じて、今後のレベルアップにつなげていきましょう。お疲れさまでした!