2022.10.30-11.2

EcoBalance 2022@福岡国際会議場

日本LCA学会主催の国際学会EcoBalance2022に、研究室から2人の修士生 (王さん、吉良さん) が参加しました。また、同じ学部の片山ゼミの博士生で私が副指導にあたっている黄君も一緒でした (写真右)。今年は4年ぶりの対面形式を中心とする、ハイブリッド形式による開催 (福岡) です。

日本で開催されていますが、もちろん国際学会では英語のコミュニケーションが中心です。初めての国際学会に2人とも緊張気味でしたが、これまで参加してきた国内学会とは違う雰囲気を感じながら、たくさんの発表を聞いて、時には質問もしながら学んでいました。

学会3日目には、M2の王さんが「Analyzing the differences in household carbon footprints across age generations in the US」というタイトルで口頭発表を行いました。Q&Aでは時間いっぱいフロアから質疑が飛び交い、発表後も別の研究者の方々から質問とアドバイスをもらいました。どれも今後の論文化に繋がる、とてもタメになるものでした。

学会発表は、ただ自分のしてきたことを話して終わりではありません。今回のように、たくさん他の研究者からコメントをもらい、そこからさらに研究を深めていくことが本当の目的です。

発表が終わって一息、夜はバンケット (ディナー会) です。準備期間も含めて、国際学会の発表は大変です。また、一日中英語の発表を聞いて頭を動かし続けるので、その期間中も非常に体力・精神力を使います。

それでも、そこで出会う人たちや、自分が感じられるものは、必ず大きな財産となります。今回発表を行った王さんと黄君、ボランティアスタッフとして奔走した吉良さんは、これを機にとても成長できたのではないでしょうか。少し休んで、またこれからも頑張りましょう!