「人を大切にする経営」（人本経営）とは？

「人を大切にする経営」（人本経営）とは、企業経営において、「人」を経営の中軸に据え、社員がいきいきと幸せに働く会社をつくり、持続可能な安定成長を目指すことです。

 この考え方は、「日本で一番大切にしたい会社」の著者である坂本光司先生（元法政大学教授、「人を大切にする経営学会」発起人））の理論に沿うもので、単に利益を追求するのではなく、従業員一人ひとりを尊重し、働きがいのある職場をつくることで、企業全体の成長を実現する経営の在り方です。実現に欠かせないのは、経営者の「業績軸」から「幸せ軸」へのマインドセットの変革です。そこに本気になるところから人本経営が始まります。 

これからの時代、少子高齢化が進み、人材の確保がますます困難になります。特に中小企業にとっては、「人を採用し、定着させ、活躍してもらう」ことが、企業の存続に直結する重要な課題となっています。

当事務所では、「人を大切にする経営」（人本経営）の立場で、志ある経営者様のお手伝いをさせていただいております。

経営の目的は何か？

もちろん、売り上げや利益は大事です。でももっと本質的に、企業経営における目的は何か？経営者は何のために経営しているのか？と突き詰めると、

それは、関わりある人の「幸せの実現」のためではありませんか？

「人を大切にする経営」（人本経営）では、次の5人の幸せを追求する、という立場に立ちます。

1. 社員とその家族

2. 社外社員とその家族

3. 顧客（お客様）

4. 地域社会の人々

5. 株主

「業績軸」から幸福（しあわせ）軸へ！

「人」の幸福増進を最大の目標と考える人本経営では、ヒト・モノ・カネのうち、モノとカネは、ヒトを幸せにするための手段と捉えます。従来のカネを中心とした「業績軸」から、ヒトが中心の「幸せ軸」の経営へと舵を切る必要があります。

「幸せ軸」とは、社員第一主義の方針のもと、長期的視点で安定成長を目指すものです。

「理想論」でしょうか？

これからの時代、少子高齢化が進み、人材の確保がますます困難になります。特に中小企業にとっては、「人を採用し、定着させ、活躍してもらう」ことが、企業の存続に直結する重要な課題となっています。

従業員が働きやすい環境を整え、安心して長く働ける企業は、優秀な人材に選ばれる企業になります。さらに、社員のエンゲージメントが向上すれば、生産性の向上・業績の安定にもつながります。

実際、この考え方の経営でうまくいっている会社がたくさんありますし、経営に行き詰ったけれど、この考え方に切り替えた結果、再興した、という会社も続出しています。

御社も、今こそ「人を大切にする経営」（人本経営）に舵を切るときではありませんか？

当事務所がお手伝いします。

「人を大切にする経営」は、単なる理想論ではなく、これからの時代を生き抜くための経営戦略です。

当事務所では、企業の状況に応じた「人を大切にする経営」の具体的な施策をサポートいたします。