日本学術会議 公開シンポジウム

「Society5.0時代のCPS」

日 時:令和元年11月15日(金)13:00~17:00

場 所:日本学術会議 (map)

主催:情報学委員会情報ネットワーク社会基盤分科会

情報学委員会ユビキタス状況認識社会基盤分科会

情報学委員会ビッグデータ分科会

後 援:国立大学法人 大阪大学

国立研究開発法人 情報通信研究機構

一般社団法人情報処理学会

開催趣旨

第5期科学技術基本計画においては、Society 5.0の実現に向けた科学技術の研究開発とその社会実装が求められている。Society 5.0とは、「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)」とされている。サイバー空間とフィジカル空間の融合はCPS(Cyber Physical System)として研究開発が進められて来たが、これまでは必ずしも人間中心という概念が強く意識されていたとは言えない。一方、Society 5.0の実現には「人間中心」のCPSであることが必要不可欠である。本シンポジウムにおいては、CPSの現状を認識し、Society 5.0を実現するために欠けている技術、人との接点、そして、Society 5.0時代のCPSの研究開発とその社会実装によってもたらされる近未来について議論する。

プログラム

13:00 – 13:10 開会挨拶

東野 輝夫(日本学術会議第三部会員、大阪大学大学大学院 教授)

13:10-13:50 Society5.0とTechno-Social Paradigm : CPSとAIの展開

須藤 修(日本学術会議連携会員、東京大学大学院 情報学環・学際情報学府教授)

13:50-14:30 CPS時代における自治体サービスのスペクトラム

米澤拓郎 (名古屋大学 大学院工学研究科 准教授)

14:30-15:10 Society 5.0時代のスマートデータ利活用基盤:ビッグデータの蓄積から還流へ

是津 耕司 (国立研究開発法人 情報通信研究機構 統合ビッグデータ研究センター長)

15:10-15:30 休憩

15:30-16:50 総合討論 Society5.0を実現するCPSとは?

司会: 木俵 豊 (日本学術会議連携会員、国立研究開発法人 情報通信研究機構 ユニバーサルコミュニケーション研究所長)

コメンテーター:

須藤 修(日本学術会議連携会員、東京大学大学院 情報学環・学際情報学府教授)

米澤拓郎 (名古屋大学 大学院工学研究科 准教授)

是津 耕司 (国立研究開発法人 情報通信研究機構 統合ビッグデータ研究センター長)

東野 輝夫(日本学術会議第三部会員、大阪大学大学大学院 教授)

辻ゆかり(日本学術会議連携会員、NTTアドバンストテクノロジ株式会社 取締役)

下條 真司(日本学術会議連携会員、大阪大学 教授)

16:50-17:00 閉会の挨拶

下條 真司(日本学術会議連携会員、大阪大学 教授)

17:00 閉会

申込、お問い合わせはこちらから(定員になり次第締め切ります。また、台風等天候不慮の事故等により、中止することがあります。)